心に余裕がない人は何が原因なの?その人の特徴や対処法をビジネスマン歴30年の筆者が解説
3.物事に集中できない
冷静に物事に集中できない人も心に余裕がない感じがあります。仕事でも趣味でも全てのことに集中できません。オフィスで仕事を開始しようとしても、すぐに別のことを始めてしまったり、仕事と関係のない場所へいっていたり。ひとつのことを最後までやりきる集中力に欠けていることから、仕事の効率が悪くなってしまうのです。集中して行えば、さほど時間をかけず終えることができる作業なのに、全く終わるメドが立たず自分自身でイライラしているのでしょう。
自分の心に余裕がないと感じたときの対処法
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もしも自分の心に余裕がないと感じた場合、どのように対処していけばいいのでしょうか?ここで5つのポイントで説明していきましょう。
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1.大丈夫だと思い込む
どんな状態にであったとしても大丈夫だと思い込むことはとても大切です。心に余裕がなくなる人は思い込みが激しい場合も多いため、すぐに悪いことばかり考えてしまいます。「自分は何もできずにダメな人間だ」と自分に悪い暗示をかけてしまうのです。このような状態から抜け出すためには、「自分は大丈夫だ。問題はない」と考えて気持ちを安定させるようにするといいでしょう。そうすることで心に余裕が生まれてきます。
2.100%完璧を求めない
心に余裕がなくなる人は真面目な性格で責任感が強いケースも多く見られます。言い換えると完璧主義者と言ってもいいかもしれません。そのため自分が考えている結果の通りならなかった場合にすぐにイライラしてしまうのです。その結果、心の余裕が少なくなってしまうことも。しかし客観的に周りを見てみれば、初めから完璧にはいかないことの方が多いのではないでしょうか。
100%完璧を求めず、人に頼ることや一定レベルで妥協できるところがあれば許容範囲を作っておいたりするのもいいかと思います。
3.今の問題を乗り越えることに専念する
3つ目は目の前にある今の問題を解決することに専念するというもの。人は悪いこと・辛いことが続くと、どうしても悲観的になってしまいます。仕事で問題にぶつかり失敗が増えていくことで、ネガティブなことばかり考えてしまう。このような時は「何とかなるさ」とポジティブに気持ちを切り替えて、今目の前にある問題に意識を集中して乗り越えることに専念してください。
4.その日の朝にやるべきことを決めておく
仕事量が多すぎて、あるものをこなすためにあたふたしている時も心に余裕がなくなってしまいます。このような状態になっている人は、その日の朝にやるべきことを決めておくようにしましょう。「今日はこのここだけ終わっていれば良しとしよう」と決めておくだけで、精神的にも落ち着いて仕事を進めることができるはずです。