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悪霊と怨霊って何が違うの?彼らがもたらす災いの違いや条件をスピリチュアリストの筆者が解説!

1.悪霊は負のエネルギーを持つ人に憑きやすい

悪霊は負のエネルギーを持つ人に憑きやすいと言われています。他人を嫉妬する心を持っていたり、立場の弱い人や動物を虐げて楽しんでいるような人には悪霊が憑きやすいのです。ネガティブな思考の人や気が弱って病気になっている人にも憑いているケースも。この他には人が立ち入らない廃墟に悪霊が住み着くこともあるので、そのような場所に行くことも避けるべきです。

悪霊はマイナスエネルギーの塊なので、似たようなエネルギーを帯びている人を好む傾向があるため、日頃から前向きな気持ちを持つように心がけておくことが大切だと思ってください。

2.怨霊は多くの人に恨まれてなりやすい

怨霊は多くの人々に恨まれているとなりやすいと考えられています。生きている時に誰からも認められず、非情な仕打ちを受けて亡くなる時に世の中を恨んで怨霊となるのです。自分が亡くなった後、多くの人々に不幸が襲いかかった時に怨霊と呼ばれるように。その災いが及ぶ対象が特定の人たちだけでなく、世の中そのものに悪影響を与えてしまうようなケースに怨霊の祟りとして畏怖されるのです。

悪霊と怨霊は災いをもたらすレベルが違う?

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前述の通り、怨霊の恨みのエネルギーが人々に及ぼす影響は悪霊のように特定の対象ではありません。そのため、悪霊と怨霊の違いは災いをもたらすレベルが大きく異なっています。言い換えると、悪霊と怨霊の違いは、与える災いや苦痛の程度や範囲が違うと言ってもいいかもしれません。悪霊は全く縁のない人間であっても負の波動がマッチすると憑いてくる可能性があるため、どんな人でもネガティブな要素があれば憑いてしまう可能性が考えられます。

一方の怨霊は基本的に個人と血縁者が対象となるものの、そのエネルギーがあまりにも強大なために、多くの人たちまで巻き込んでしまうことも珍しくありません。また、悪霊は自分が霊的バリアを張るなどの自己管理で憑きにくくさせることができます。専門の霊能者にお願いすることで除霊することも可能です。しかし、怨霊はひどい仕打ちをした相手とその関係者に悪影響を及ばすだけでなく、より多くの人々まで巻き込んでしまうので除霊レベルで対処することが難しいと言われています。

霊の種類も多種多様

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マイナスエネルギーである悪霊や怨霊の他にも霊的な存在がいます。ここではそんな霊の種類をご紹介してみましょう。

1.守護霊

一つは守護霊です。守護霊はこの世に生きている人を霊界から見守っています。ただ、見守るだけでなくその人の魂を成長させるために、あえて試練を与えることもあるのです。

2.生霊

二つ目は生霊。生霊は呼んで字のごとく生きている人の魂のことを指しています。肉体から霊魂が離れて人に執着して現われるのです。マイナス思考のエネルギーの生霊の場合は、人に大きな霊障を及ぼしてしまいますが中には相手を応援したいというプラス思考のエネルギー体の場合もあり、むしろ良い影響をもたらすケースもあります。

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