4:前世の記憶を話し始める子供の年齢は3〜6歳
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多くの証言を分析した結果によると、前世を持つ子供の多くは3〜6歳の間で前の人生のことを話し始める傾向にあります。前世でどのように死んだのか、どのような仕事をしていたのか、どの国に住んでいたのか、などを明確に話せる子供が多く、調査で実在した人や事件との整合性が確認されているケースも少なくありません。
そして7歳以降は前世の記憶を失い、話さなくなることがほとんど。本人は話していたことすらも忘れ、前世は完全に記憶からなくなります。個人差はありますが、大体の子供がこのパターンに該当するそうです。そのため、現在子供が前世について話している場合は、録音や書記で記録を取っておくと良いでしょう。
5:意識は脳や肉体が滅んで残り続ける
非物質世界を科学的に分析した研究では、意識は脳や肉体とは別に存在しているものだという仮説が生まれています。意識、つまり魂はエネルギー的な存在であり、肉体が滅びても存在し続けるのです。肉体がどんな状態であっても魂、意識は普遍の存在と言えます。また、催眠療法家のマイケル・ニュートン先生も7,000人を超える被験者の前世を思い出させることに成功し、多くの人々が死後も意識を持ち続け、生まれ変わる前に休息する場所で過ごした経験があることを突き止めました。
つまり意識は生死の影響を受けない確立した存在であることが分かり、この説が生まれ変わりを強く肯定することとなったのです。
肉体が滅びると魂は非物質世界に帰るだけ!恐れる必要がない
多くの研究や検証、証言から判明していることは、肉体が滅びる死と意識の消滅は連動していないということ。もちろん死者の声を明確に証明することはできないため確実とは言えませんが、かなり高い確立で生まれ変わりや死後の世界は存在していると言えます。死後がどうなっているのか、意識は無に還るのか、その疑問の答えは今の意識の継続なのです。
つまり、現在死を不可解で恐ろしいものだと考えすぎている人は、もう少し気楽に人生を生きても良いでしょう。記憶がないだけで私たちはいくつもの人生を「生まれ変わり」で繰り返しているのです。今回の人生ももちろん尊く大切なものですが、その終わりは決して悲劇ではありません。むしろ次の成長の旅への出発です。
生まれ変わりのスパンが極端に短い人もいる
生まれ変わりのスパンは4年〜100年とまちまちで、少なくとも数年は要すると言われています。しかし、中には条件が揃って短いスパンで生まれ変わる人もいるのが事実。タイミングは生前に送っていた人生や、死に方などによって左右されるのです。その条件とは、病や事故によって前世を全うできなかった・魂が十分な成長を遂げなかった・現世への心残りが強い、など。
個人差があるので早まる期間までは一定ではありませんが、この条件に該当する人は比較的早く転生すると言われています。
人によっては来世がないこともある
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生まれ変わりが科学や証言の力で肯定されつつある昨今ですが、人によっては来世なく、生まれ変わることがない場合も。当たり前ですが、現世で殺生をはじめとする悪行を多く行なった人はそれに該当すると考えられています。その他にも宗教によって定められている戒律を破ったり、不道徳な生き方をしたりする人も含まれるそうです。
しかしこれは宗教や伝承がベースである実証のない説。もっと注目すべきなのは、「もう生まれ変わりたくない」と考えてしまう思考や感情です。現世で何度も世界に落胆したり、生きることに絶望したりすると、生まれ変わることを深層心理で拒むようになってしまいます。この感情を持ったまま死んでしまうと、人によっては生まれ変わらないことがあるそうです。つまり自分の意志で、魂の成長を止めてしまう、もしく高次の存在として新たな生活を始める、ということになります。
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魂は成長を求めて人生を繰り返す壮大な旅をしている
今回は、「生まれ変わり」が存在するのか、そして存在するならばどのようなものなのかを、世界中に存在する説や科学者の研究結果をもとに解説しました。現段階では科学的にも証言的にも生まれ変わりというシステムの存在は濃厚であり、私たち肉体の死を繰り返す霊的な存在だと信じられる研究結果が散見されます。多くの人が一致する死生観、前世の証言をしていることがそれを強く肯定しているのです。
もちろん実際に死後の世界を見たことがあるのは臨死経験をしたことがあるごく一部の人々なので、死後はどうなるか、生まれ変わりはどのようなフローで行われるか、などは明確に分かりません。しかし、多くの高次の存在が伝えているのは人間の本質が「成長を求めて学び続ける不滅の魂である」ということ。高次の存在や霊能者の人々の意見はこの方向で一致しています。私たちは死を恐れずに現世で魂の成長を楽しみ、人生を謳歌すべき存在なのです!この学びという名の長い旅を思いきり楽しんでみましょう。