親も子離れするべき
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高校生の反抗期において親は我が子にどのように接していけばいいのか悩んでしまうもの。しかし、親後さん自身も我が子に対する考え方をあらためる必要があるのかもしれません。その1つに親が子離れをするということが挙げられます。
1.保護者自身が自立できていない
高校生は未成年のために親が保護者であることは言うまでもありません。しかし、親が子供から子離れできていないないのは、親自身が自立できていないと思ってください。我が子を自分の所有物のように考えていると言っても過言ではありません。そのような考え方でいるため、無意識のうちに子供の成長を阻んでいるわけです。親が自立できているのであれば、子供が成長していくことを見守れるようになってきます。
2.反抗期は成長の証
前述のように高校生の反抗期は我が子が精神的に成長していくことを意味しています。これから自分は何をなすべきかを真剣に考えて自我意識を確立していく重要な段階だと言ってもいいでしょう。そのために親に対して反抗するようになるのです。反抗期の高校生を持つ親は、子供が自我意識を作り上げていき、自立しようとする姿を見守っていくことが大切だと思ってください。
適度な距離感を保ちつつ子供と向き合っていくことで、彼らはさらに成長していくはずです。
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筆者の体験:1人の大人として見た我が子
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筆者にも3人の子供がいます。今はすでに社会人になっていますが、高校生の時は確かに反抗期に入っており、どのように接していけばいいのか迷ったこともたくさんありました。ただ1つ言えることは、小学生や中学生のような子供ではないこと。1人の大人として見ることを意識していたのです。成長する過程において、このような見方は今でも本当に必要なことだったと思っています。
反抗期の高校生を持つ親は彼らを優しく見守ろう
反抗期の高校生を持つ親御さんにとっては、我が子とどのように接していけばいいのか非常に悩むところでしょう。しかし、私たち親は彼らが成長していく姿を優しく見守っていくことが大切だと思うのです。彼らが初めてヘルプを求めた時に相談役に徹することがいいのかもしれません。