1.深く干渉しない
女性は精神的に男性より成長が早いと言われていますが、反抗期がひどい娘に対しては、深く干渉しないように意識することが重要です。女の子なので心配する気持ちは理解できますが、干渉する程度が激しすぎると、反抗期の娘はますます反抗心を持ってしまうことは言うまでもありません。
最悪の場合、さらに親を煩わしく思ってしまい、自分の殻に閉じこもってしまう可能性があるのです。常に勉強していることを尋ねたり、友人たちと遊んでいることを厳しく指摘する親御さんもいますが、反抗期になっている娘はその親の気持ちを素直に受け止めることができないことを理解しておきましょう。
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2.冷静な時に声をかける
反抗期になっている娘とコミュニケーションを図るためには、気持ちが落ち着いている声をかけてみることを心がけてみてください。何か悩みを抱えていたり、精神的にイライラしている時に話しかけても、娘は反抗心を持ってしまうだけ。夕飯の後や就寝前など娘が比較的落ち着いている時に話しかけてみることがいいでしょう。気分が落ち着いていると親の話もスムーズに聞いてくれることも。
このようなタイミングでコミュニケーションを取ることで、普段出さないようなことも話題にすることも少なくありません。ここで意識しておくことは、あくまで娘の聞き役に徹すること。せっかく娘が会話をしているのですから、こちらからいろいろな話題を聞こうとしてはいけません。
3.子ども扱いしない
反抗期の娘を子供扱いすることもタブーと思った方がいいでしょう。確かに親からすれば、まだ子供だと思うかもしれませんが、反抗期になっている子供は大人に成長するためのステップの1つ。相手の気持ちを無視して幼少の頃のような感覚で接していくと、娘の気持ちは離れるばかり。反抗期は自立心が育っている大事な時期なので、成長している証だと思って、娘の意思を尊重しながら、行動を見守っていってください。
困った時はいつでもサポートする姿勢を示しておくと、親と娘の距離感が近くなることでしょう。
4.他人と比較しない
他人と比較してしまうことも、反抗期の娘に対する接し方の中で、最もやってはいけないことと覚えておいてください。特に女性になると、反抗期の娘は周囲との差に悩んでいる可能性があります。そのため学業などで他人と比べないようにすることが重要なのです。下手に成績のことで他人と比べてしまうと、それだけでも娘は傷ついてしまいます。他人と比べて悩んでいるのは親以上に娘なのですから。
5.何度も怒らない
反抗的になっている高校生の娘の態度を見ると、つい思わず親も大きな声を張り上げたくなるもの。だからといって娘を何度も怒ることは愚の骨頂。親からさらに離れてしまうことになるのです。確かに何度も同じことを言って叱りたくなりますが、叱っても反抗期の娘が抱える問題が解決できるものではありません。
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