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人との距離感がわからないとは?6つの特徴や5つの原因・対処法をビジネスマン歴30年の筆者が解説

私たちは日々の生活の中で色々な人たちと接していますが、その中には他人との距離感がわからない人がいます。このような人は相手の心境を顧みず踏み込んでくる印象があるものですが、何故でしょうか。そこで今回の記事では、人との距離感がわからないことについて、ビジネスマン歴30年の筆者が解説していくことにいたします。

人との距離感がわからないとはどんなこと?

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人との距離感がわからないとは、どのようなことでしょうか?男女の関係においてはストーカーと認識されることもあるのですが、同性の間でよく見られ特に女性同士で認識されることが多いと言ってもいいかもしれません。特に幼児を持つ母親同士の間で比較的多く見受けられますが、学生や独身女性の間でも距離感の問題を耳にすることがあります。

あまり親しい間柄ではないのに、尊敬されたり憧れていると言われて近い距離で迫ってくる人。あるいは相手を見下したような言動をしたり、上目線で尋問めいた発言・アドバイスが多い人など。中にはていねいな言葉遣いをしているものの、相手の性格などを批判をしてマウントを取ってくる人もいるほどです。

このような人との距離感がわからない人は相手に依存している状態であり、他人に干渉することで自分の価値を高めようとしています。

距離感がわからない人6つの特徴

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では、ここで距離感がわからない人の特徴を具体的に見ていくことにいたしましょう。

1.物理的な距離が近い

1つは物理的な距離感が近い人。席がたくさん空いているのにわざわざ隣に座ってくる人や会話している時に顔を近づけてくるようなケースが挙げられます。この距離感は人によって感じ方がまちまちなので一概に近すぎるとは言えませんが、物理的に距離を極端に縮めてくる人は嫌や思いを与えてしまうのです。

2.タッチが多い

タッチが多いケースもあります。親しい友人同士だと、ハイタッチや肩を軽く叩くことに対して違和感を感じることはありません。しかし、仲良くなっていないのになれなれしく身体に触れられると、同性・異性関係な、嫌な思いになってしまうもの。ボディタッチについても人によって受け止め方が異なりますが、相手の気持ちはお構いなしで触ろうとする人は迷惑がられています。

3.LINEがしつこい

しつこくLINEしてくる人も距離感が近すぎる人として敬遠される傾向にあります。よくあるのはスタンプを送り続けてくる人。メッセージの内容が薄いにも関わらず、やりとりをずっと続けたいと思っているのでしょうが、相手に迷惑だと思われる可能性があるのです。こちらから返事をしないのに、連続でLINEを送ってくる人も相手を困らせてしまっていますね。

4.なれなれしい

そんなに親しくなっていないのに急になれなれしく接してくる場合も距離感がわからない人の特徴の1つ。知り合ったばかりの相手なのに失礼なメッセージを送ってくる人がいますが、典型的な距離感がわからない人と言っていいでしょう。そのような接し方をしてくる人は気心が知れた相手なら問題はありませんが、普通は相手に不快感を与えるだけです。

5.お構いなしに踏み込んでくる

距離感がおかしい人を見ていると、お構いなしに相手のプライベートな空間に踏み込んでくる傾向があります。あまり親しくない相手であっても、全く意に介さずストレートに物事を聞いてくる人はいないでしょうか?こちらはあまり返答しなくないため話題を変えようとしているのに、しつこく何度も聞いてくる人も少なくありません。

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