その1 張り紙
玄関やマンションの掲示板に嫌がらせの張り紙が貼られることがあります。書かれている言葉は様々あると思いますが、内容によっては名誉毀損罪で懲役になることもあるでしょう。また、嫌がらせの張り紙を貼ること自体が犯罪になりますので、罪を償わなくてはなりません。軽はずみでとった行動が人生を狂わすことになりかねませんので、よく覚えておきましょう。
その2 噂話を言いふらされる
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「〇〇さん不倫しているらしいよ」「〇〇さんって犯罪者なんだって」などと有りもしない噂話を流されることがあります。近隣住民で行われる井戸端会議などで、このようにでっち上げた噂話を言いふらし、相手の評価を落とすという目的です。この場合も名誉毀損罪になることがあります。軽い気持ちで放った一言がみる間に町内に知れ渡り、名誉毀損として捕まることもあり得るでしょう。
その3 いたずら電話
無言電話やいたずら電話もよくある嫌がらせの一つです。電話越しに悪口を言われたり、ひっきりなしに電話が鳴り続いている状況になったら、精神的にまいってしまう事もあるでしょう。そのせいで嫌がらせされた人が体調を崩したり、PTSDなどの精神的な病気になってしまったら、傷害罪として罪が成立します。
近隣トラブルで嫌がらせされた時の4つの対処法
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それでは近隣トラブルが原因で近隣住人から嫌がらせを受けた場合、どのような行動を取ればいいのでしょうか。今回は4つの対処法をご紹介していきます。現在、近隣住人からの嫌がらせに悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。
その1 知人に相談する
まずは、気の知れた知人に相談しましょう。嫌がらせを受けたときは精神的に不安状態で弱っているため、気の知れた人に話すことで心の負担を軽くすることができます。また、犯人探しの手伝いとして協力してもらえる可能性が高いです。顔の見えない犯人から嫌がらせを受けたときは、一人で抱え込まずに必ず誰かに相談しましょう。
その2 直接やめてと伝える
嫌がらせをしてくる相手が特定できている場合、直接やめてと伝える方法もあります。とはいえ、嫌がらせをしてくる相手に面と向かって言うのは、とても勇気がいることですよね。言ったところで逆上されても怖いですし、嫌がらせ行為が更にエスカレートしても困ります。もし可能であれば、感情的にならず「やめて」と冷静に伝えられると良いでしょう。