特徴6:他者の言葉に過剰に反応しない
他人の感想は参考にすることはあっても気にしません。自分をそのまま受け入れているので他人の誉め言葉にもけなし言葉にも反応しないのです。商売上、人気者になる必要がある場合をのぞき、他人の評価を必要としません。誉めてもあまり喜びませんしけなしても落ち込まず。「あなたはそう思うのね」と線引きして自分を保っているのです。関わるとドライに感じることも。
特徴7:社会問題に関心をよせる
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自分の問題からはほぼ卒業しています。不安定な人に見られる「ああしてほしい」「こうすべき」と他者に求める問題からは卒業しているので、人生の課題は世の中の問題を解決すること。当人は「自分だからこそ出来ること」をすでに実践しており地味な生活をしていることが多いです。人様を楽しませるために派手になる必要があれば派手になります。自分の課題をクリアした人の関心は社会問題なのでしょう。
特徴8:一人を楽しむことができる
一人でいても傷ついたり不安になりません。マズローの研究によると、自己実現している健全な人は、平均的な人々よりも孤独やプライバシーを好むのだそうです。たしかに、自分との関わりが出来ていると「豊かな自分と一緒にいられる」ので孤独を感じないし一人でも楽しいと思います。そのような人は多数派の人たちと行動パターンが異なるため、「変わりもの」と呼ばれることもあるようです。
特徴9:状況に応じて怒りをあらわす
怒りの感情を抑圧しません。マズローの研究によると、「当然の場合」か「攻撃される当人、あるいは他の誰かのためになる場合」に敵対の反応を示すこともあるのだそう。感情的に怒るというよりは理性で怒るという感じなのでしょうか。偽善的でうぬぼれが強く、自己膨張的な人に対しては怒りの感情を見せる傾向が強いようです。自分の感情を大切にするのでしょうね。
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特徴10:自分の賛美者を避ける
一方的な関係を好みません。人生が上手くいっている人は自信をもって自分を表現しています。魅力的であるので崇拝者や賛美者が出てくるのは自然の流れ。ですがその関係は一方的になりがち。健康的な人は誰かを惹きつけていても、依存されることを好みません。人を特別な人と感じて賛美したり崇拝する人の不健康なありさまに苦痛を感じるのでしょう。
特徴11:差異を楽しみ尊重する
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自分と異なる部分を持つ人を新鮮に感じます。考え方が違う、生活スタイルが違う、見た目が違う。宗教や文化が違う。そういった差異に興味をもちます。なぜなら、その中に自分の知らない何かがあるかもしれないから。差異を楽しみ、時には自分に取り入れることで新鮮な人生を楽しむのでしょう。彼らの余裕のある様子から「みんなちがってみんないい」金子 みすゞのような世界観を感じます。