人の言葉で傷つかないために
わざと傷つけようとしてくる人、悪気はないのに傷つく言葉を発する人など、いろいろな人がいます。いちいちショックを受けていたら身が持ちません。傷つかないよう、心を鍛えておくのもいいでしょう。
その1. アドバイスととらえる
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人からの言葉は、アドバイスとして受け取ってください。「気が利かないね」と言われれば、周りをよく見るようにしましょう。「わがまま」と言われれば、一歩引くように気をつけてください。
自分では気づけないことを指摘してくれるのは、ありがたいことです。傷ついて落ち込むよりも、気づかせてくれてありがとう、と思うほうが前向きになれます。
その2. 深読みしない
言葉の裏を無理に読まないようにしましょう。遠回しに嫌味を言う人も中にはいますが、ほとんどの言葉は咄嗟に出るもので、深い意味はありません。
いつも深読みしていると、褒め言葉さえ裏があるのではと疑ってしまいます。敏感になりすぎないよう、基本的に言葉は素直に受け取りましょう。
その3. 全てを本気にしない
素直に受け取ったとしても、全てを真面目に受け取る必要はありません。指摘やアドバイスだとして、言われたことを全て改善しようとしても無理があります。人によって言うことも違うでしょう。
聞き流せることはさらりと流し、自分で気になったことはあらためて考えるなど、メリハリをつけてください。あまり力まず、会話はコミュニケーションとして楽しむようにしましょう。
口に出した言葉は戻せない!これからできることをしよう
発した言葉は取り返しがつきませんが、だからといって常に熟考して話すことはできません。傷つけるのが怖いからと、全く喋らないこともできません。日頃から言葉に気をつけるようにして、もしうっかり傷つけてしまったら、しっかり反省しましょう。
傷つけた、傷ついた経験を持つ人は、人にやさしくなれます。傷つけた相手にはしっかり謝って、同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。
身体の傷は手当てが必要ですが、心の傷にもケアが必要です。失敗から学び、自分の成長につなげてください。