その3. 心から謝る
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傷つけたことを反省し、許してもらいたいなら、誠意を持って謝罪してください。ただただ平謝りするのではなく、どういうつもりでその言葉を発したのかを伝えましょう。そして、相手がどのように傷ついたかを確認しておいてください。
人にはそれぞれコンプレックスがあり、触れられたくない部分があります。それは人によって異なるので、あなたはこのくらい平気だろうと思っても、その人にとっては違うのです。
その4. 反省したことを伝え、話し合う
自分がどのように反省したかを伝えてください。言い訳を連ねるのではありませんよ。自分にはこういう一面があることがわかったから、改善していきたいということを伝えます。
もし自分がまた同じような発言をしたら指摘して欲しい、自分も気をつけるからと、互いの信頼性を高めていく話し合いを持ってください。
人を傷つけないために気をつけること
人を傷つけないために、日頃から気をつけるべきことをご紹介します。気づかぬうちに過ちを繰り返しては、また同じように人を傷つけてしまうでしょう。周りの人と適切な心の距離を保つことを、心がけてください。
その1. 口に出す前に3秒考える
その言葉を言っても大丈夫か、口に出す前に3秒考えてみてください。いつも反射的に、思ったことを口に出していないでしょうか。言ってしまってから「ごめんごめん」と謝ったところで、もう遅いのです。
ひどい言葉を言いそうになったら、怒りが湧き上がってきたら、一度大きく息を吸ってください。そうするだけで、少し冷静になれるでしょう。
その2. 前向きな言葉に変換する
人を傷つける言葉を言いそうになったら、他の言葉に言い換えられないか考えてみましょう。ネガティブな言葉を、ポジティブに変換するのです。同じ内容でも、伝え方次第で印象が変わりますよ。
「仕事が遅い」→「仕事が丁寧」
「優柔不断」→「気遣いができてやさしい」
「文句ばっかり言う」→「自分の意見を持っている」
不用意な言葉で傷つけてしまう前に、日頃からポジティブな言葉を使うように、練習しておくことをおすすめします。
その3. 相手の立場になって考える
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「私は気にしないから」「私は言われても平気だし」と、思うかもしれません。しかし、言われて嫌なことは人それぞれ違います。もしあなたの言葉で傷ついた、と伝えられたとき、「そんなことで?」と思わないようにしましょう。
友達や大切な人を完全には理解できなくても、思いやることはできるはずです。他人への思いやりは、自分に返ってくるものと考えましょう。