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自分の親はもしかして隠れ毒親?何かがおかしいと気づいたら。特徴7つと対処法について毒親に詳しい筆者がお伝えします

特徴5.「あながすべてなの」自分がない親→自由に人生を選択する

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「あなたがすべて」。子供の素晴らしい人生が生きがいとばかりに、自分の時間や稼いだお金を子どもに投資します。子どもにを使って親自身の隠れた欲求を満たそうするのです。

そのような親は子供が自分の期待する人生を歩まないと「そのようなことは許さない」と激怒したり「私の期待を裏切った」と落ち込んでみせて子どもを支配しようとします。子どもは必至になって親の期待にこたえようと頑張ろうとすることも。それって誰の人生?という状態になるのです。

もしあなたが「親の設定した人生を歩まなければ」と思うのなら。「誰かの期待に応えるような人生ではなく自由に生きてみよう」という意識を持ってみるのはいかがでしょう。あなたは誰かの期待に応えるためのロボットではありません。

特徴6.「失敗したら大変なことになるわよ」子供の成長の機会を奪う親→成功の方法を考える

「失敗したら大変」子供の将来に不安をもち、子どもに失敗を避けさせるためにあらゆる手立てを講じようとします。

子どもの進路や就職先を決めるのは人生に失敗させないため。人間関係に口をだすのは苦労させたくないため。そのような親御さんは自身の中にも失敗に対する恐れを抱えているのです。子どもはその雰囲気を感じ取り「失敗したら大変だ」という恐怖感で生きることも。

もしあなたが「失敗したら大変なことになる」と思うのなら。「この方法で成功するにはどうしたらよいのだろう」という視点で行動してみるとよいでしょう。失敗を恐れず行動してみると新しい道が開けるかもしれませんよ。

特徴7.「私の愚痴をいつもきいてちょうだい」子供をカウンセラーにする親→きっぱり断る

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「私の愚痴をきいてほしい」そんな時は誰にでもあるもの。ですが毒親は常時愚痴を言い続けて子どもをカウンセラー代わりにします。そして明日も明後日も、数年後も…。自分で行動して問題を解決しようとしないので愚痴は果てしなく続くでしょう。

そのような親は子どもに依存して愚痴をきいてもらって当たり前と思っているのです。そこには相手の悩みや感情に思いをよせる余裕もありません。子どもは忙しくても疲れていても数時間にわたる愚痴を聞いてしまうことに。

もしあなたが「親御さんの愚痴をきかなければならない」と思っていてストレスを感じているのなら。自分の時間や心身の健康を損なってまで対応することはありません。時には「時間ないから」「疲れているから」と断ることも大切ですよ。

自分の人生を大切にして生きてみよう

隠れ毒親の7つの特徴と毒抜きの対処法をお伝えしてきました。大切なことは親御さんを毒親認定してその問題について考えることよりも、自分の中に毒があるかも?と気づいて、ご自身を心地よい方向に誘導していくことだと思います。

「心地よい」とは、リラックスして楽しいと感じること。心身がのびのびとして自由な状態。希望を感じて気持ちが明るくなること。

何に焦点をあてるか?どの方向に向かおうとするか?で人生は大きく変わっていきますよ。少しでも参考になることがあれば幸いです。心身の健康ファーストな生き方をしてみませんか?

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