他人の意見は無視する
部下が意見を出しても、他人の意見を無視し、聞き入れようとしません。
自分にしか興味がなく、自分の考えを部下に押しつけ、決して考えを改めません。
自分の経験で判断する
自らの実績や経験を信じ、他人の実績は受け入れようとしません。
他人は他人という頭があり、自分を認めない者は排除しようとします。
部下の仕事を結果でしか見ない
部下の仕事は結果でしか判断せず、途中のプロセスには目を向けません。
部下の評価を仕事の結果でしか判断せず、成功したプロジェクトではその結果に導いた上司は自分だと自慢します。
ただし、仕事が少しでも躓くと、部下を前面に押し出し、決してフォローしようとはしません。
厳しい上司の心理とは?
著者の経験上、厳しい上司は、自分が優れている能力を持っていることを自慢したい人が多いようです。
部下を成長させようという意識は少なく、「自分はこれだけ知っている」「文章はこう書くべき」といったポリシーが存在します。
部下を育てるという考えは少なく、個人的な感情に左右されやすい心理が働いているようです。
具体的には次の4つの心理が見えてきます。
上役の評価が気になる
上役に自分を少しでも良く見せたい、評価されたいという思いが強く、部下の評価まで気にしていません。
常に上を見る気持ちが働き、部下は上司に従えばよいという気持ちを持っています。
仕事を選り好みする
業績を上げる仕事には興味を示し、自ら進んで仕事を進める傾向があります。
評価されない小さな案件は、部下任せで、必要以上に干渉せず、自分が認められることだけを考えているのです。
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