自分の評価を部下のせいにする
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自分が認められないのは部下が指示に従わないという思い込みが強く、自分が低い評価だと他人に擦り付ける傾向にあります。
部下の努力を認めようとせず、自分の立場を守るために指導という名目で指示するのです。
評価の悪い部下を目の敵にする
評価の高い部下には事あるごとに相談しますが、評価の低い部下には上司の足を引っ張る存在として理不尽な扱いをします。
特に目標を達成できなかった仕事については、自分の落ち度とは認めず、部下ができなかった事実のみを批判し、目の敵にして、ますます厳しく当たるのです。
厳しい上司と付き合うには
仕事の量をこなすのではなく、仕事の質を高め、上司と対等な立場に上がることが必要です。
些細なミスは仕方ないとしても、仕事の本筋は曲げず、自分の仕事に自信を持ち続けることが大事になります。
著者は厳しい上司と対等に会話できるよう、次の4つを心掛けました。
自分の意見を持つ
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上司には書類を提出するだけでなく、部下自ら説明する時間を作り、丁寧に説明します。
自分の意見はしっかり持って、ここは譲れないという信念を持つことでモチベーションを保ちましょう。
+αの仕事をする
上司もすべての仕事にスキルを持っているとは限りません。
特に経験が浅い上司は、文章の構成や資料の作成方法ばかりに気を取られ、肝心な本質までは詳しくないめ、見透かされないようにしているのかもしれません。
その対応として、仕事に関連する資料を用意し、上司の質問に的確に答えられる態勢を整え、認めさせる努力も必要です。
あえて大きな声で意見を言う
知識や経験もある仕事は自信を持って上司に説明し、アドバイスを求めることで、コミュニケーションをとることも大切です。
ここで注意したいことは、上司と意見が分かれ、執拗に押し付けられそうな時は、上司より大きな声ではっきりと断り自分の意見を言う勇気を持ちましょう。
そうすることで、上司はあなたの意欲を認め、厳しい態度を和らげる可能性もあります。