人前で緊張しないでいるには?6つの原因と緊張を和らげる方法をあがり症を克服したダンサーの筆者が伝授! – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み心や体

人前で緊張しないでいるには?6つの原因と緊張を和らげる方法をあがり症を克服したダンサーの筆者が伝授!

原因3.自分自身が他人を批判の目でみている→楽しんでみることを意識する

普段から人様を上手い下手で判断したりネガティブな否定や厳しい批判の目で見る習慣があると、自分も相手からそれをされると思いこみます。そうすると技術的なことだけに縛り付けられてしまうことも。他人にしていることが自分に返ってくるのです。

その場合は人のパフォーマンスの技術よりも「何を言おうとしているか、何を表現しようとしているか」に目線をうつしてみると、自分に対しても同じような優しい気持ちが持てるようになりますよ。自分の上手い下手にあまりこだわらなくなり「楽しんで表現してみよう」と思えて肩の力も抜けることでしょう。

原因4.否定されて萎縮してしまっている→否定の押し付けをスルーする

成長のためには時には厳しい意見も必要かもしれませんが、お前はダメなやつだ、出来ないやつだなどといった否定され続けている場合は、自分の良い部分を意識できないようになり心身が委縮してしまいます。練習の時もそうですし本番の時も緊張してしまって当然なのです。

出来ればそういった環境から離れることが望ましいのですが、それが難しければ自分の良い部分を探し出して深呼吸。「あなたの可能性を閉ざすその意見は歪んだ価値観の押し付け」と気づいてスルーしましょう。

原因5.場数が踏めていない→自分で積極的に場数を設ける

性格にもよりますが、慣れない環境という変化の渦に放り込まれると緊張を避けるのはなかなか難しいもの。普段から本番と似た環境の場数が踏める機会を設けて、何度も練習して状況に対応できるように準備しておくことが大切です。

信頼できる友達などに協力をお願いして友達が見ている目の前で練習してみるのもよいでしょう。どこまで場数を踏めるかは自分の行動次第ですよ!

原因6.失敗を過剰に恐れている→失敗ついて新しい認識をもつ

過度に失敗を恐れてしまうこともあるでしょう。それは失敗を糧にして問題を乗り越えることができたという経験が少なかったり、周囲に過剰に失敗を心配する人がいて影響を受けているといった理由が考えられますが、自分の中では「失敗しても死にはしない」くらいの思い切りが必要です。

失敗は好奇心旺盛で行動力のある人だったりチャレンジ精神の強い人ほど数多く経験していること。失敗の経験を活かして前に進むので失敗しているように見えないだけですよ。あなたも失敗への認識をかえてみませんか?完璧な人生などありません。失敗することはさほど悪いものではありませんよ。

筆者が実践して効果を感じた3つのトレーニングと本番当日の対処法

image by iStockphoto

せっかくのパフォーマンスは本番当日でも発揮したいものですよね!「過度な緊張」はパフォーマンスの低下につながり害になることがありますが、「適度な緊張感」であれば一時的に能力や集中力が高まり自分をいつもと違う状態にさせてくれる効用も。

あがり症の筆者が舞台で踊るときに実践して大きな効果を感じた「適度な緊張感で本番を楽しむためのトレーニング」と、「当日緊張を緩和するコツ」を説明していきます!

トレーニング1.人前でパフォーマンスすることになれる

筆者は「人前で何かをする」ことに緊張する傾向があります。成功させたい舞台の前に実践した対策なのですが、デパートの服売り場のイベントでお洒落なファッションを身に着ける「奥様へんしん!」という企画に出演してカメラの前でポーズをとって演技をしたり、仕事関連の技術を発表するコンクールに出場して大勢の審査員の前で話をしました。人前でのパフォーマンスに慣れるため、にです。

どちらも「本番のための練習」というつもりで、人前でも堂々といられることを意識しました。本番のためのドキドキなリハーサル、いかがでしょう。

次のページを読む
1 2 3
Share: