婚活とは?
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就職活動を就活と言うように、結婚活動をさすものを「婚活」と言います。結婚相談所に登録する本格的なお見合いから、マッチングアプリや街コン、婚活パーティーで結婚を目的とする男女があつまる場所への参加や、普段の生活でも趣味の開拓や合コンの延長で相手を探すことも婚活と言うようです。
筆者は主に大手の結婚相談所で活動していました。
婚活中の女性が抱えがちな悩み6つ
一般的には明るくおめでたいイメージのある結婚ですが、婚活となるとワクワクドキドキすることばかりではありません。うまく行かずに悩みを抱えることもよくあることです。筆者が直面した悩みを紹介します。
1.条件でマッチングしない
筆者の結婚相談所では、年齢・年収・身長など希望の条件を提示して、その条件に入らない人は弾いてくれます。つまり、条件に当てはまらない人はいくら価値観が似ていても紹介してもらえません。逆に、自分も年齢や年収や経歴を見られているので、相手の条件に当てはまらないとアプローチが来ません。
マッチングしてメッセージをやり取りしてから登録しているお互いのお見合い写真を見れるのですが、写真が見れるようになってからお断りされてしまうこともあり、なかなか会うまでに至らない時がありました。
2.仕事との両立が大変
未婚で社会人なので普段は働いていますよね。休日に初めて会う婚活相手と約束し、待ち合わせし、会話して帰って来るのは時間も労力もいります。筆者は週に1~2人で体力的に精一杯でした。婚活市場でモテる人はいくつもの待ち合わせをこなさなければいけなくて大変だろうな~と思っていました。
3.粘着質の人に出会うと大変
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メッセージのやり取りとプロフィールだけだと相手の人となりは分かりにくいです。会って初めて「あ、こんな男性なんだ」という印象が出来上がります。中には1回会ってLINE交換したが最後、次の約束を取り付けようと連絡がしつこかったり、次回の約束を断ると激高したりと「会う=お付き合い出来る」と勘違いしている人がいるため、嫌な思いをすることもありました。
4.恋愛感情が抱けずに悩む
条件がマッチングしてめでたく会うことになり、さらに次回も会う約束を取り付けるものの、好きで会っているのか結婚相手の条件が魅力的で会っているのか分からなくなり「これでいいのだろうか?」と自問自答して良く分からない時間が過ぎていくことがあります。
今思うと、夫と結婚相談所を通して会った時はトキメキもあり、結婚までトントン拍子だったので、あの良く分からない時間は縁がなかったという事だったのでしょう。
5.破談が大きなストレスとなる
実際に交際期間が始まってから「合わないな」と思うことも思われることも日常茶飯事です。これは恋愛結婚でも同じですよね。婚活だと、結婚条件も合って、価値観もある程度同じで、惹かれるものがあり…と一種の仕事のように段階を踏んでお付き合いまで進んだのに、破談となると「また初めからやり直しか」と心身共に疲れ切ってしまうことがあります。