今回は、そんな天使の梯子の意味や見つけ方をスピリチュアル好きな筆者が解説。天使の梯子を見つけた時にやるべきことも詳しく解説しているため、是非チェックしてみてください!
天使の梯子は自然現象
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そもそも「天使の梯子」とは、雲の切れ間から太陽光が放射状に降り注ぎ、梯子のように見える自然現象「薄明光線」のこと。太陽の位置が低い早朝や夕方に見られることが多く、世界中で美しく縁起の良い現象として知られています。発生確率は低すぎる訳ではなく、条件や時間帯を押さえれば比較的身近で見やすい現象です。
その美しい姿はスピリチュアル的な意味を除いても人に癒しを与え、多くの人を魅了しています。文学や聖書にも度々登場し、かの有名な文豪・宮沢賢治は「告別」という著書の中で「光のパイプオルガン」と、天使の梯子の姿を表現しました。
天使の梯子の別名
・光芒
・天使の階段
・ヤコブの梯子
・レンブラント光線
・ゴッドレイ
天使の梯子と聖書の関係
天使の梯子は、旧約聖書の創世記28章に登場することでも有名です。イエスの弟子の1人であるヤコブが、メソポタミアの街・ハランという場所へ向かっている途中、火が落ちて野宿をした際にみた夢の中に天使の梯子が登場しました。石を枕にして眠るヤコブの夢の中に美しい天使達と天国へ続く梯子が現れ、その近くにいた神様・ヤハウェが助言を与えたのです。
「今横たわっている途中を、あなたとその子孫に分け与えましょう。あなたの子孫は大地の砂粒のように成長し、西東南北へと広がっていきます。そして、あらゆる民族は、あなたと子孫によって祝福される。私はあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても私はあなたを守り、この地に必ず連れ戻します。私はあなたに約束したことを果たすまで、決して見捨てません。」
このように神・ヤハウェから祝福を受けたヤコブはその存在に驚き、枕として使った石を記念碑としました。そして誓いを立て、その場所を神様の家を意味するベテルと名付けたのです。神の存在を身近に感じたヤコブは、誓いと共に新たな気持ちで出発しました。
天使の梯子のスピリチュアル的な5つの意味
ここからは、天使の梯子が持つスピリチュアル的な5つの意味を詳しく紹介していきます。高次の存在が私達にメッセージを与え、導いてくれる尊い現象なので、幸運のタイミングを逃さないようにしてみてください。
1:あなたは正しいというメッセージ
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天使の梯子に遭遇した場合は、今行っていること、または今行おうとしていることは正しいという高次からのメッセージを受け取っている可能性があります。「あなたのやっていることは正しい」という素晴らしぃ肯定的なメッセージなので、高次からの後押しとしてポジティブに解釈してください。
何かで迷っている方や、何かに挑戦しようとしている方にとっては願ってもないような吉兆なので、タイミングを逃さないように行動を起こしてみましょう。気が浄化されて運気もたかっているはずなので、とんとん拍子で物事が進むかもしれません。
2:幸運が訪れる前兆
天使の梯子は、何か幸運なことが起こる前兆とも言われています。運気が上昇するため、様々なことが上手くいくようになるでしょう。幸運に恵まれたタイミングを活かして心機一転何かを始めたり、願望を叶えたりするのがおすすめです。
また、幸運が続いているうちは人生を変えるようなことが起こる可能性もあるため、周囲に意識を向けながら流行に身を任せてみるのも良いでしょう。自分では気が付かなかった自分の才能や夢、大切な誰かが人生にやってくるかもしれません。
3:天使の導きが授けられる
天使の梯子はその名の通り、天使が天界と地上を行き来する梯子なので、「天使が見守っている」または「天使の導きが授けられている」ということを意味しているとも言われています。高次の存在が自分を見守ってくれているという心強い状態なので、安心して様々なことに挑戦してみてください。天使の導きによって運気やエネルギーが向上してるため、今まで以上の実力を発揮できるはずです。