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あなたは大丈夫?生霊の恐ろしさや払い方をスピリチュアリストの筆者が解説

人から恨みを買うということこそ、恐ろしいものはないかもしれません。現代社会では「呪い」の存在を信じない人も多いでしょうが、最も恐ろしくしつこいのが生霊かもしれません。生き霊に関する情報は色々なメディアで取り扱われていますが、今回の記事では生霊がどのようなものなのか、その恐ろしさや払い方をスピリチュアリストの筆者が解説していきましょう。

生き霊とはどんな存在?

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世の中には幽霊の存在を信じない人もたくさんいらっしゃいますが、生霊の恐ろしさを実際に体験してみると、一変に霊のことを信じられるようになるかもしれません。それだけ生霊という霊はあなたにとっても怖い存在と言ってもいいかもしれない霊なのです。では、具体的にどのような存在なのでしょうか。

1.生きている人の霊

「生霊」は「生きる霊」と読むことができますが、まさに「この世に生きている人間の霊魂のこと」を指しています。この霊は生きている本人の強い念・魂の一部が肉体から抜け出した自由に動くことができる霊体のことなのです。霊と言うと、どうしても亡くなった人の魂を思い浮かべるものですが、死霊は魂の意思に従って動く霊体ですが、生霊は魂の意思とは関係なく動いてしまう特徴があります。

具体的には、本人が自覚していなくても相手に生霊を飛ばしてしまっているということで、言い表すことができるのです。しかも、魂の意思をコントロールすることができないので、生霊を飛ばしている本人の意図に反してかなり大変なことが起きてしまいます。生霊に取りつかれた人は生命のエネルギーが奪われていき、生霊を飛ばしている本人も次第に弱くなっていくという恐ろしい存在と言うことができるのです。まるで「ゴーストウォーカー」と言ってもいいのではないでしょうか?

2.生霊が引き起こす災い

生霊はこの世に生きている人から出されるネガティブな悪意を持つマイナスの思念エネルギー。その質は恨みや妬みなどの負のエネルギーのため、生霊に取りつかれた人は、色々な災難に苛まれます。自虐的な気持ちになったり自身の人生を悲観的に捉えたりしてしまうのです。このようなことになるのは、生霊を飛ばしている人間の呪いに近い想念のためだと考えられます。妬み・恨みから来る相手の不幸を願う思念が生霊となり災いを引き起こしていると言っていいでしょう。

生霊が発生する原因

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ここであらためて生霊が発生する原因について考えてみましょう。人にはさまざまな思念がありますが、その中には否定的なものも少なくありません。呪い・怨念・嫉妬・劣等感・自虐の念などネガティブな思念がある一定域を超えると、自分の中で制御することができなくなります。暴走し始めるネガティブエネルギーは生霊となり、対象となる人物に向かって移動して、相手の頭・首・肩・腰などに取りつくのです。

生霊が発生する原因としては、人間関係のトラブルが最も多いのですが、最悪なことに生霊を飛ばしている当事者は顕在意識の上では、そのことに全く気づいていません。潜在意識で思っていること・苦しんでいることが表面化して、相手に憑いてしまうわけです。いつもたとえば、不平不満や愚痴を言っている人たちは、このような思念をいつも放出しているため、生霊として悪い影響をまき散らしていることもあります。まさに生きる怨霊と言っていいかもしれません。

生霊を飛ばしやすい人の特徴

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生霊を飛ばしやすい人は次のような特徴が見られるので、周りにいないか注意して観察しておくことも必要でしょう。

1.他人のせいにする人

生霊を飛ばしやすい人の特徴の一つでもあるのが、他人のせいにする人が挙げられます。自分の身の上に起きたことを、すぐに自分のこととして受け止めるのではなく、他人のせいにしてしまう性格をしているのです。自分に災難が降りかかってきたり悪いことが起きた時、それは自身の問題であることが少なくありません。その人が成長するための試練でもあるのですが、そのことを理解せず「あいつのせいでおかしくなってしまった」と、すぐ他責にしてしまうのです。

2.すぐにカッとなりやすい人

生霊を飛ばしやすい人の二つ目の特徴としては、すぐにカッとなりやすい人という傾向もよく見られます。非常に短絡的な性格をしているのですが、ちょっとしたことですぐに怒り出す人も生霊を飛ばすことも。頭に血が昇りやすい人は、物事を冷静に考えて行動することができません。怒りの想念はまさにネガティブなエネルギーであり、生霊を生み出しやすいのです。その結果、怒りの対象を周囲の人たちに向けてしまうため、それが生霊となり他人に悪影響を及ぼしてしまうと考えられます。

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