スピリチュアル見えない力

明晰夢とは何?本当は危険?8つのメリットと体験方法をスピリチュアル好きの筆者が解説!

6:悪夢を回避できる

image by iStockphoto

明晰夢は夢のストーリーも自分でコントローつできるため、悪夢を回避することも可能。普通に見る夢で悪い展開や恐怖の展開に悩んでいるという方は、明晰夢で解消することも多いようです。悪夢は見続けると睡眠の質が下がったり、トラウマになったりすることがあるため、明晰夢での抑制はとても重要と言えます。

7:睡眠時間を有効に使える

明晰夢では自由に行動をコントロールできるため、睡眠時間を勉強や何かの練習に充てることも可能。受験勉強中に明晰夢で学習時間を増やしたり、野球やサッカーなどフォームが重視されるスポーツの練習をする方もいるほどです。体を休めながら意識だけを使って睡眠時間を有効活用できるため、習得しようとする方も多いほど。しかしこの方法はいくら睡眠をとっても十分な休息感が得られなくなるというリスクがあります。

8:心理的問題の解決に役立つ

明晰夢では、自由な行動と発想で自分の深層心理や記憶を振り返ることが可能。現実世界よりも多面的に自分と向き合えるため、自分の心理的なトラブルを解決に役立ちます。現実世界では制御しがちな弱い部分に踏み込んで自分を理解することで、自分が悩んでいること、精神的外傷などとしっかり向き合えるようです。

明晰夢の3つのデメリット

行動やストーリーを自由に操作できる便利な明晰夢ですが、実は体や心にとってのリスクも持っています。使用方法によっては有効ですが、その危険性を理解しなくては安全に楽しめません。そこでここからは、明晰夢の気をつけるべきデメリットを紹介していきます。明晰夢にこれから挑戦する人は特に注意してみてください。

1:怖い夢で心にダメージを負うことがある

明晰夢では、夢の中の意識を鮮明に保てることが多く、普通の夢よりも夢の世界をリアルに感じます。そのため、明晰夢で経験した怖い体験は、実体験のように心にダメージを与えることがしばしば。誰かに追われる、危害を加えられるような悪夢が、現実世界での経験のように理解してしまうのです。

さらに明晰夢の中では、現実世界では起こり得ないような恐怖も実現してしまいます。自分が死ぬ、ゾンビや霊などに襲われるなど、予想外のシチュエーションで恐怖を感じることもあるでしょう。いくらコントロールができても、深層心理の恐怖は抑制できないため、時には悪い明晰夢を見てしまうことがあることを理解しておいてください。

2:体と脳が休まっていない感覚になる

image by iStockphoto

明晰夢を見る癖がつき、長期間見続けると、睡眠を十分にとっても心身が休まらないという事態に陥ることも。明晰夢なので物理的に体は疲れていませんが、脳では明晰夢での行動を把握しているため、起きた時に既に疲れているような事態を引き起こすのです。特に明晰夢を有効活用しいようと奮闘している人は、強い疲れを感じやすくなるでしょう。

十分な回復を感じられない睡眠が続くと、睡眠障害や精神疾患を患いやすくなるため、明晰夢も見るのもほどほどにしなくてはなりません。明晰夢を見る癖が体から抜けない場合は、明晰夢を見やすい生活習慣をすぐに改善してください

3:心身のバランスを崩しやすくなる

明晰夢は創造性や発想力を鍛える素晴らしい効果が期待できますが、脳を休めるはずの睡眠中も脳を働かせているため、心身の調子が狂ってしまう危険性も。繰り返し明晰夢を見続けると、夢の中の記憶と現実世界を混同したり、信じられないような疲労感を感じたりするようになります。

また、何度も明晰夢を見て明晰夢に慣れきっている人は、どんどん明晰夢で過ごす時間を増やしていくことも可能。10時間以上も明晰夢の中で過ごすような人もいるほどです。そんな人々は明晰夢を有効活用して生活を充実させることができますが、休息不足や意識の混乱で心身が正常なバランスで働かなくなるリスクも抱えることになります

次のページを読む
1 2 3 4
Share: