人生の悩み心や体

アダルトチルドレンとは？原因や6つのタイプごとの特徴・回復方法についてメンタルヘルスに詳しい筆者が解説

・周囲に明るい印象を与える
・沈黙や張りつめた空気が苦手
・争いを避ける
・内心ではいつもおびえている
・本当の自分を分かってくれる人はいないと思っている

タイプ5.プラケーター（慰め役）

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子どものころ落ち込んでいる家族を慰める役割を担ってきたタイプです。このタイプは女性に多いとされており、夫のことで悩んでいる母親の愚痴を聞いたり慰めたりします。家庭内でカウンセラーのような役割を果たし、自分よりも家族を優先し支えようとするのです。

このタイプは大人になってもクラウンタイプと同様に問題を抱えているように見えないことが多いでしょう。しかしもともとが優しい性格であるため、その優しさにつけ込まれた場合や依存された場合に自己犠牲を払ってでも相手に尽くしてしまったり共依存の関係に陥ることがあります。

・誰に対しても優しい
・子供のころ家族の愚痴を聞いてあげていた
・親と子の関係が逆転しているような家庭だった
・自分のことは後回しにして誰かを助ける
・相手に同情してしまうことが多い

タイプ6.イネイブラー（支え手、支援者）

このタイプはプラケーターと似ている部分があります。子供のころ家族を支えるために献身的に尽くしてきたタイプですが、両親の問題を助長するような支え方をしてしまうのが特徴です。親が依存症の場合はイネイブラータイプの子が支えることでその依存を強めてしまうこともあります。親が養育できない状態の場合は代わりに弟や妹の面倒をみることも。

このタイプが大人になると、自身の子どもに対して過保護・過干渉になってしまう傾向があります。また親や兄弟を支え続けている場合は家族と共依存の関係に陥っているかもしれません。

・自己犠牲的
・人の頼みを断れない
・「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という気持ちが強い
・相手の言いなりになってしまうことがある
・「支えなくては」という気持ちが強く、依存関係になりやすい