人生の悩み人間関係

話が通じない人の7つの特徴と思考とは?伝わる話し方で対処する方法を多くの人と関わってきた筆者が解説

その7. そもそも話を聞いていない

話を聞いている振りをして他のことを考えていたり、ぼんやりして聞いていなかったりします。上の空で相槌を打ち、わかりましたと返事をしますが、本当は聞いていません。どんなに一生懸命話しても、そもそも耳を傾けてくれていないのですから、話が通じるはずもありませんね。虚しさとやり切れなさが残ります。

話が通じない人の思考とは?

話が通じない人の頭の中はどういう状態なのでしょうか。言葉が通じて、話を聞いているのになぜ通じていないのか、悩んでしまいますよね。思考を知り、自分に置き換えて考えてみてください。聞く姿勢と話す姿勢が噛み合わなければ、どんなに言葉を尽くしても通じません。

その1. 興味がない話を聞く気がない

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自分が興味のないジャンルの話は、聞こうとしません。知見を広げたいという意識はなく、自分の好きな話ばかりしたいのです。そのためいつも自分の話ばかりで、相手の話にあまり乗ってきません。話が通じないなあと思ったとき、話の内容に興味を持たれていない可能性があります。聞く姿勢になっていない人には、どんなに話しても暖簾に腕押しです。

その2. 集中力がない

集中力がなければ、話の内容をしっかり理解することができません。途中で飽きてしまって他のことに気を取られるなど、注意力が散漫になっているのです。そのため話の大事なところを聞き逃し、結局伝わっていないという現象が起こります。朝礼やプレゼンなど、一方的に話を聞くだけの場面で起こりがちです。

その3. せっかちですぐ結論を求める

せっかちであったり短気であったりする人は、結論をすぐに聞きたがります。で結局どうなの、という結論部分がいちばん大切なので、順を追った話をじっくり聞くのは苦手です。話が通じないなあと思ったとき、相手はその先を聞きたくてそわそわしているのかもしれません。話が長くなりそうなら、先に結論を言ってあげましょう。

その4. 順序よく一つずつ理解しようとする

反対に、順を追ってしか話を聞けない、頭が整理できないという人もいます。話し言葉で主語を省略したり、時系列を変えて話したりすると混乱してしまうのです。途中で見失うと戻ってこられなくなり、最後まで混乱したままなので、話が通じていないことがあります。戸惑いの表情を見せていたら、一度立ち止まってあげましょう。

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