本記事では朝が憂鬱に感じる原因と乗り切り方を夜型人間だった筆者が解説します。解説したことを少しづつおこなっていき、朝が得意と言えるまでになるまで頑張りましょう!
朝が憂鬱な原因5つ
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ここでは朝が憂鬱に感じる原因を5つ解説します。朝が憂鬱に感じている理由は人それぞれ異なる場合があり、自分でどのような原因で憂鬱なのかをしっかりと認識していないことが多いです。ここで自分はどの理由によって憂鬱に感じているか確認しましょう。
原因1. 生活習慣が夜型になっている
原因の1つ目は、生活習慣が夜型になっていることです。生活習慣が夜型であると朝は寝不足になり、憂鬱に感じるのは当然ですよね。朝型、夜型に関しては学術的にも議論が続いていますが、朝の憂鬱な気分は単純に生活習慣の問題であることが多いと言われています。
この原因の確認方法は、休日などにアラームを合わせずに起床してみることです。自然と目が覚める時間を認識し、その時間が普段起きなければならない時間とどのぐらいの差があるのか認識しましょう。差が2時間以上ある場合は生活習慣によって朝が憂鬱に感じている可能性が高いです。
原因2. 睡眠の質が悪い
原因の2つ目は、睡眠の質が悪い事です。睡眠は体や脳を休めるために必要であり、生物にとっては必要不可欠なものになっています。その睡眠の質が悪いと、脳がまだ休息が必要だという信号を出すことで憂鬱に感じるのですね。
この原因の確認方法は、自分の寝具をしっかりと見直してみることです。個人にあった枕の高さや布団の柔らかさなどは科学的に証明され始めています。また、現在では自分の睡眠の質を測るスマートフォンアプリやウェアラブル機器も多いです。それらを用いて睡眠の質を客観的にデータとして見直してみましょう。
原因3. 仕事や学校に行きたくない
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原因の3つ目は、仕事や学校に行きたくないということです。平日の朝は基本的に学校や仕事などに行く前の準備時間になります。学校や仕事に不安・ストレスを感じていると、朝自体も憂鬱に感じてしまいますよね。
この原因の確認方法は、同じ時間に起きているのに、平日と休日で感じる憂鬱さに差が極端に開いていないかということです。平日だけ憂鬱に感じるのであればこの原因の可能性があります。
また、単純に今の環境が楽しいか考えることも有効な確認方法の1つです。自分の環境を冷静に見ることはかなり難しいですが、インターネットや友人の力を借りて頑張ってみましょう。
原因4. 脳が覚めるまでに時間がかかる
原因の4つ目は、脳が覚めるまでに時間がかかることです。脳が日中通り活動し始めるまでの時間は個人差があると言われています。脳が動いていないのに体を動かすことは思っているよりも負担がかかるものです。毎日負担をかけることで心の奥で朝が憂鬱になっている可能性があります。
この原因の確認方法は、ある程度の日数をかけて、起きてから10分後、20分後など時間間隔を空けて頭を使う行動をしてみることです。タイムと正答率を測れるものであれば脳が活動し始めるまでの時間をより正確に測れます。例えば、100ます計算は条件に適しており、入手がしやすく解答難易度も高くないのでおすすめな方法の1つです。
原因5. 隠れうつ病になっている
原因の5つ目は、隠れ鬱病になっていることです。うつ病などの精神疾患は朝を極端に嫌う症状の発現が分かっています。理由としては色々説かれていますが、ここまでで紹介した原因の複数が重なることで生じるようです。
うつ病状態は自覚が大変難しいと言われています。自分で判断するのではなく専門の機関などでの診断をおこないましょう。専門の機関に高いハードルを感じる方はインターネットの無料診断から始めるのも1つの方法です。
下記に信頼性が高い診断サイトを掲載していますので、疑いがある方は気楽に診断してみましょう。
うつ度チェック 簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J) | こころのスキルアップ・トレーニング
こころのスキルアップ・トレーニング 〜こころが軽くなる認知(行動)療法活用サイト〜 精神科医 大野 裕 発案/監修
朝が憂鬱に感じることへの対処法
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朝が憂鬱な理由が分かったら、次は対処法についても知っておきましょう。本記事では前述した原因それぞれに対しての対処法を解説します。なるべくハードルを下げ、明日からでもできることを掲載していますので、少しずつおこなっていきましょう!