3,一人の時間を定期的につくる
人間関係で疲れている時はたいてい様々な情報で頭がいっぱいで、混乱していたりするのではないでしょうか。頭の中が整理できていないと、物事をより悪く捉える事も多いです。
筆者の一人時間の作り方のコツは静かで暗めの空間に身を置き、どこか一点をぼーっと見つめる事から始まります。頑張りすぎている時は普段の出来事が雪崩のごとく自分の頭の中に押し寄せてくる感覚に襲われますが、それはその分自分が頑張っていた証拠であると認めてその状態をただ見つめてみましょう。「良い」「悪い」という判断をしたりせずただその状態を受け止める事で、少しずつ落ち着く事ができます。
4,新しい事に挑戦してみる
趣味やしたい事が分からない場合は、全くやった事がない新しい事に挑戦してみるのはどうでしょうか。「考える」というエネルギーを必要とする行為は永遠にできる事ではなく、必ず限界や容量が決まっているものです。
新しい事に挑戦してみると今までにない刺激を頭に与える事ができエネルギーを消費しやすくなる事はもちろん、人間関係の事を考える余裕も少なくなっていきます。人間関係とほどよい距離感が出来る事で視野が広くなり、悩んでいる事がどうでもよくなったりする事も多いです。体を動かすスポーツなども良いのではないでしょうか。
普段から人間関係に疲れないための予防方法3選
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最後に人間関係で疲れないための予防方法についてお伝えしていきます。筆者自身も日々実践しており、少しずつストレスが減って快適な人間関係を築けるようになった方法です。最初から全部を完璧に実践するのは難しいですが、この方法を意識しながら少しずつ行動に移していくと自然とできるようになっていきます。
1,疲れる人と疲れない人で関わり方を変化させる
筆者は一緒にいて疲れる人がいた時心の中で「デストロイヤー人間だ」と認定し(笑)、心に壁を作って最低限の会話以外しないようにしています。意図的に「沈黙を作る」「笑顔を作らない」などして、相手に「この話はしない方が良いのかな?」「なんかまずい事言ったかな?」と無言でも相手に伝える方法を日々実践中です。
年上の人でも周りから性格が良いと言われている人でも、普段は良い人であっても関係ありません。今自分が疲れ始めていると感じたら、必ずそのシステムを作動させる事で自分がそれ以上疲れる事を防いでいます。「相手に直接言うのは気が引ける」「喧嘩や言い合いをしたくない」という人にもおすすめです。
2,他人に嫌われる勇気を持つ
自分自身の感情を優先すると他人に嫌われたり距離が出来たりする事があります。しかし自分の感情を抑え込んでまで続けている人間関係は、自分にとって良い人間関係とは言えません。
ありのままの自分を出した時それでも好きと言ってくれる人は自分と合う可能性が高い人でしょうし、嫌いと言って離れていく人は合わない可能性が高い人でしょう。他人の「好き」「嫌い」を参考にした上でありのままの自分を出していくと、より自分と相性が良い人との出会いが増え人間関係の疲れとは無縁の生活になるのではないでしょうか。
3,他人の問題と自分の問題を分けて考える
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人間関係の問題を「自分の問題」と「他人の問題」に分けて、「自分の問題」だけを考えるようにすると案外すんなり問題が解決する事があります。「自分の問題」とは自分で考えたり行動したりして改善出来る問題で、「自分の機嫌を取る」「自分に非があるなら謝る」「次どうしたら良いか考える」などがその例です。
人間関係の問題が発生した時、そこから先の他人の気持ちや考え行動などは他人の問題になります。境界線を意識した上で他人と関わっていくと、必要以上に悩まずさっぱりとした人間関係を築く事が出来るのではないでしょうか。