その3:すぐに別れ話をする
本気で別れるつもりで、別れ話を切り出しているのではありません。自分への気持ちが本物なのかを確かめたいだけなんです。別れ話をすることによって、「引き止めてもらいたい」「取り乱してくれたら、本気だと信じよう」と考えています。しかし、恋愛において、これは逆効果ですよね。それさえもわからなくなるほど、誰も信用できないのです。
人間不信を克服する方法
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やはり、人間不信のまま生活していくのは、学校生活や職場、プライベートでもたくさんの支障がでてきます。そして何より、自分自身が1番苦しいはずです。相手の善意すら信用できず、家族や友人、恋人も信じられなくなってしまったらこれ以上の孤独はないでしょう。ここでは、人間不信を克服する方法を紹介しますので、自分に出来そうなものから挑戦してみてください。
その1:過去のトラウマと向き合ってみる
自分のなかで、まだ決着がついていない「過去のトラウマ」と、もう1度向き合ってみましょう。思い出したくもないでしょうし、もっと落ち込んでしまうという気持ちもわかります。しかし、このままでは、ずっと過去に縛られたままの生活になってしまうんです。今、あなたの周りに居る人は、あの時の人たちとは違います。あなたの味方になってくれたり、助けてくれる人だっているはずです。もっと自分を信じて、周りの人にも目を向けてみましょう。
その2:周りに過度な期待をしない
人は、どうしても他人に期待してしまうものです。「あの人だけは裏切らないと思っていた」「あの人は、ずっと私のそばに居てくれるはずだった」など。これも「そう期待していたのに、私の思い通りにならなかった」ということなんです。人の気持ちは不確かなものですよね。相手に期待しないことによって、肩の力が抜けて、もっと楽に生きられるようになります。
その3:信じられない人間関係は切っていく
無理して、信用できそうもない人と付き合っていく必要はありません。そういう人には、自分から距離を置きましょう。我慢して一緒に居ても、あなたの人間不信に拍車がかかってしまいます。少しずつでも、自分と気の合う人を見つけて、自分の事を話せるようにしていきましょう。
あなたの身近にも必ず信用できる人はいます
1度深く傷付いた心の傷を、元に戻すことは、決して容易ではありません。もう2度と同じような思いをしたくないのは、痛いほどわかります。しかし、過去にあなたを裏切った人が居たとしても、今あなたの近くにいる人たちの中には、あなたに好意を寄せている人や誠実な人、あなたと仲良くなりたいと思っている人だっているのです。自ら周りと距離を置き、壁を作っていては、そんな大切な人が近くに居ても、気付くことすらできなくなってしまいます。
少しずつでも構いません。他人に興味を持ち、自分から歩み寄ってみてはどうでしょう。ずっと閉ざしていた心を開けば、自ずと信頼できる人が見えてきます。