特徴1 無視をされないように問題のある子を演じる
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問題行動をあえてすることで自分に注目がいくように演じる子供がいます。問題を起こせば親から無視されることだけはないと思いこむようになっていくからです。精神的にいびつな人間になっていくので、早い段階で子供の心を元に戻してあげることが必要ですね。
特徴2 怒られるのを避けるために自分が存在していないかのように演じる
怒られることに恐怖心があるので、自分の存在を消すことで怒られるのを避けるという心理が働きます。自分の存在を消すということが自分らしく生きることだと勘違いしていくことにもつながってしまいますね。このような行動が起きてきたらただちにメンタル面のチェックをする必要があるのです。
特徴3 現実を見ることが怖いので逃避する
現実を見ることが怖くなっているので、機能不全家族の中にいると逃げるクセがついてしまうのです。現実を直視することができないとものごとを冷静に判断する力も失われていきますね。
心地よい状態に戻すためには、子供に異変が出てきたら子供が穏やかなに過ごせる場所を別の大人が手配することが重要になります。親子の問題と片付けてしまうと大きな問題へと発展させてしまうので子供にとっての優しい判断も大切です。
子供が機能不全家族で育った価値観とは?
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子供が機能不全家族で育つと、心も体も健全な状態ではありません。現実に起こっていることから逃れるために自分ならでは概念を自分自身に浸透させるように暗示をかけていくのです。長い期間、機能不全家族下にいると本来の子供の心に戻すには倍以上の月日がかかる可能性もあるので早めの対応が不可欠になってきます。
その1 感じたことを素直に表現してはいけない
感じたことを素直に表現できなくなってくると、心の痛みを感じないように自分の心を殺していく作業が始まっていく可能性があります。心を失ったら、その人らしさが失われて何のために生きているのか?わからないという状態を招きかねません。感じたことを言えない子供を見つけたら、子供の気持ちを全て聞き尽くすということが子供の心を救うきっかけになるでしょう。
その2 気づいたことを話してはいけない
どんなにおかしなことでも、気付いたことを他人に話してはいけないという概念を自分自身に植え付けてしまっています。命に危険があることに直面したとしても声に出せないということにもつながる可能性さえ秘めているのです。子供は大人の被害者。子供の心を守れるのは、子供目線で見ることができる大人たちの力といえるでしょう。