焦熱地獄とは?どんな罪で落ちる?八大地獄の基本情報と地獄に落ちない方法を仏教信仰者の筆者が解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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焦熱地獄とは?どんな罪で落ちる?八大地獄の基本情報と地獄に落ちない方法を仏教信仰者の筆者が解説

罪その3:邪淫(じゃいん)

「邪淫(じゃいん)」とは字のごとく淫らな行為を意味します。妻以外の性行為をした場合とありますが現代での不倫ですね。また、風俗も立派な職業ではありますが働く人・客ともに該当します。最近増えている妻への性的DVも自分勝手な淫らな性行為であり重い苦しみをあじわうことになるでしょう。ここでも自分の欲のままに生きていることが罪であると言われていますね。キリスト教ではこのような淫らなことを想像するだけで犯したことと同じだと言われています。

罪その4:飲酒

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「飲酒」とは、ただ酒を飲むことが罪ではないのです。「酒癖の悪い亭主」は酔っぱらうことで妻子を傷つけ周囲に大きな迷惑を与えていましたね。そのような酒を飲むことで自らの煩悩をひとさまにぶつける行為が罪なのです。また焦熱地獄では、利益を考え相手を酔わし正常な判断できない状況にした者も罪であります。酒を提供する店で利益を考え、客相手に色恋をしている人というとわかりやすでしょうか?仕事として成り立つのは人間界だけであり魂で判断されるあの世では罪になることもあるのです。

罪その5:妄語(もうご)

「妄語(もうご)」とは、嘘をつくことです。何が嘘で何が嘘ではないのか知っていますか?私は自分のプライドを守るためにつく嘘がこの罪に該当すると思います。嘘に該当しないことは、相手への思いやりからの嘘であればそれは方便であり嘘ではないと思うのです。例えば、自分のことを想って作ってくれた手料理が本当は口に合わなくても「美味しい、ありがとう」と言うことでしょうか。私は嘘をつくことが大嫌いなので嘘をつかなくていいスタイルの生活をはじめました、お陰で心が穏やかになりました。

罪その6:邪見(じゃけん)

「邪見(じゃけん)」とは仏教の教え・因果の道理を正確に教えなかったり、間違った解釈で実践していることです。仏教の教えは間違った解釈をすると恐ろしい方向に向かいます。これは仏教だけではなくキリスト教などそのほかの宗教にも該当することです。一番の罪はそれらの教えを知っていながら無視をして過ごすことだと考えます。このような無視をする行為は神仏に背を向けている行為であり地獄へ行く原因でしょう。

3.地獄に落ちない方法

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残念ながら欲のままにこの世で生活を続けていたのであれば、ほぼ全人類が地獄に行くこと逃れられないのです。どうしても人間は弱く自分勝手で愚かな生き物であります。罪の1つや2つは誰でも犯しているものでしょう。その現状をまずは知り受け入れることから始めてみましょう。その後に試すと良い方法2つを紹介しますね。

方法1:心から懺悔・供養する

まずは犯した罪を懺悔しましょう。「私は〇〇をしてしまいました。非常に反省しています」と言葉だけではなく心から思いましょう。自分を責める事ではありませんので超注意です。その後もしも何かを殺生してしまったのであれば、仏様に救ってもらえるように自分とその者両方を供養する気持ちでお願いしましょう。※宗教ごとで供養の仕方は異なります。

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