七夕婚は縁起が良い？5つの理由や起源をスピリチュアル好きの筆者が解説！

7月7日の七夕は、年に1度会うことを許されている織姫と彦星のロマンチックな伝説がある節日。日本人が慣れ親しんだ風習で知らない方は少ないでしょう。そんな七夕に結婚する七夕婚には、実は様々な解釈や意味があります。

本記事ではそんな七夕婚についてスピリチュアル好きな筆者が解説していきます。七夕婚を考えている方は是非チェックしてみてください！

この記事の目次

七夕伝説とは

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七夕伝説はほとんどの人が知っているかとは思いますが、まずはその内容をしっかりおさらいしていきます。日本人にとても馴染みのある伝説ですが、実はそのベースがあるのは中国。

七夕はもともと中国の織女(しょくじょ)・牽牛(けんぎゅう)の伝説と、針仕事の上達を祈願する乞巧奠(きっこうでん)という行事が合わさったものだそうです。伝説の方は私達のよく知る織姫と彦星の話になっています。仕事をせず遊び暮らしていた織女(日本で言う織姫)と牽牛(日本で言う彦星)の夫婦に怒った天帝が、1年に1日の逢瀬以外は仕事をするようにと命じた伝説です。1世紀から3世紀前後の中国で作られた伝説だとされています。

また乞巧奠は7月7日の夜、糸・針の仕事をしている織女に向けて機織りや裁縫などの腕の上達を祈願する行事です。乞巧(きっこう)は上達の祈願、奠(でん)は神仏にの祭りという意味だと言われています。この行事のルーツも中国にあり、7月7日は織姫と彦星が逢瀬する夜であるとされ、その夜に婦人達が御供物を庭に並べて7本の針の穴に鮮やかな色の糸を通して針仕事の上達を祈願を行ったそうです。この乞巧奠は日本にも伝わり、奈良時代には孝謙天皇が技巧や芸能の上達を祈願した乞巧奠を催したとされています。

七夕とスピリチュアルの関係

有名は七夕行事は短冊に願いを書いて笹にくくり付けることで、その成就を祈願すると言うもの。年に1度願い事が叶うかもしれない日として、大人から子供までとても馴染みのある行事ですよね。

そんな七夕はスピリチュアル的には「天命を思い出す日」と「恋愛パワーが上昇する日」と位置付けられています。人生で成し遂げるべき天命を思い出し、本当にやりたかったことを思い出せるそうです。また恋愛に関しても成就しやすくなるとされており、告白やデートなどに最適の日だと考えられています。

また幸運のパワーも高まる日であると考えられていて、願いに関しても叶いやすく願掛けも有効的。短冊に願い事を書いて笹に吊るすと言う行事は、願いを成就させるしっかりとした儀式的な意味も持っているのです。ただ単に行事として願掛けするのではなく、真剣に願いを込めて短冊を書いてみると良いかもしれません。さらに気の高まりがある七夕に、恋愛成就の神様を祀る神社へ参拝にいくのもおすすめです。

七夕婚の起源

諸説ありますが、日本の七夕は遣唐使などによって中国から伝来した七夕伝説とタナバタと呼ばれる機織り機が融合して誕生したと考えられています。その他にも現在の沖縄にあたる琉球には羽衣伝説と融合した形で七夕伝説が伝わっており、日本に伝来した正確な時期は分かっていません。

しかし奈良時代から既に存在していたと文献に残る七夕行事は、もともと俳句を詠んだり祈願行事を行ったりするとても優雅でロマンのあるものでした。そんな七夕は江戸時代には宮中のものだけでなく、庶民にも親しまれる行事となり日本全国へと広がります。この時期から既に小笹に短冊をくくり付けると言う風習があり、この場合の短冊には和歌などが書かれていたそうです。

そんな宮中から庶民にまで広く親しまれてきた七夕では、織姫と彦星の伝説により2人の恋心に関する和歌が多く詠まれてきました。現在の形での七夕婚がいつから始まったかは定かではありませんが、古代からロマンのある節句であった七夕は、恋の代名詞だったのです。

七夕婚が縁起が良いとされる5つの理由

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ここからは七夕婚が縁起の良いものとされる6つの理由をご紹介します。七夕婚を考えている人は、具体的にどのようなご利益があるかしっかりとチェックしてみてください。

1：織姫と彦星の夫婦仲にあやかれる

七夕に結婚式を挙げると、織姫と彦星の固い夫婦仲にあやかれると考えられています。2人は年に1度の逢瀬以外に労働を言いつけられても、7月7日に向けて懸命に働き続けたとされているため絆がどれほど強いものなのか分かりますよね。そんな2人が再会し絆を確かめる七夕に挙げる挙式は、元来縁起の良いものだと考えられています。

2：7の続く日付は縁起が良い

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七夕は7月7日という、日本で縁起の良い数字であると考えられている陽数の7が連なっている日です。陽数とは陰陽道で陽が極まったとても良い数字だとされており、7月7日はまさに吉日だとされています。その他にも数字の7は七福神や七宝、ラッキーセブンなど、仏教の世界や海外でも7は幸運に関する数字としt絵認知されていますよね。そんな7の連なる七夕に挙式を挙げるのは縁起の良いことだと考えられています。