スピリチュアル死について

妻の死の受け入れ方とは?忘れるべきなの?最愛だからやるべき3つのことも死を深く考える筆者が紹介

人生で決して逃れられない苦として「愛別離苦(あいべつりく)」というものがあります。意味は、ご家族や夫婦など愛する人との別れることです。この別れとは「死別」を指すものだと思います。どんなに愛し合ったとしても出会ってしまえば別れないといけない日がくるのが人間界の真理です。愛別離苦は故人を愛し続けることで喪失感から解放されるでしょう。このような知識は私の魂修行の師匠から学んだものと様々な宗教の教えからのものです。
死について深く考える筆者が死を受け入れる方法・最愛だからこそやるべきことを紹介します。

妻の死を受け入れる5つの方法

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紹介しているすべての方法は今すぐに試す必要はなく、あなたの気持ち次第で良いのです。誰か心許せる友人やカウンセラーとともに試すことをおすすめします。最愛の人を亡くしたあなたの心の闇に少しでも光が射しますように。

その1.死について理解を深める

人間にとって死ぬことで誰かと別れないといけないことであり悲しく苦しいものですね。しかしさまざまな宗教の死の教えはその考えと真逆のことを述べています。下記をご覧ください。

1.キリスト教:イエス様のもとで煩悩のない幸福な光り輝く世界で暮らす。
2.仏教:人間修行の終わりであり、非常に魂にとって喜ばしいこと。
3.ヒンドゥー教:魂は新たに輪廻転生する。
4.イスラム教:永遠の楽園で神と苦のない生活を送ることができる。
※天国・極楽の世界に行くことができた場合。

死を祝福しよう!だなんてことは無宗教の人間には難しいことですが、決して亡くなられた最愛の人は天罰で亡くなったわけでもないこと、苦しんでいないことだけは知っておきましょう。

その2.遺品に触れる・整理する

私はもうすぐ三回忌をむかえる故人の遺品整理がまだできていません。その人の死は受け入れこの世に居ないことも理解しています。帰ってくるとは1ミリも思っていないのですが、霊感のない私には唯一その人を感じられる大切なものなのです。遺品から目を背けるのではなく遺品に触れることで、喪失感よりも故人の笑顔や思い出が沸き上がってきます。その笑顔や存在に執着しているのは私自身だったことに気が付きました。その執着心は故人を苦しませ未練を持たせる原因にもなりうるのです。

遺品整理はまだできそうにないですが、遺品に触れることで「そちらの生活はどうですか?」だなんて話かけられる状態までなりました。この方法は非常に心の葛藤と悲しみが伴いますので、ゆっくり時間をかけておこなっていくことをおすすめします。

その3.思い出の場所に行く

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初めてデートをした場所・よく行った喫茶店など、その人と歩んだ人生の思い出の場所を覚えていますか?残念ながらその場所に亡くなったその人の姿は居ないかもしれません。しかしあなたの感覚と記憶を融合させ念じると、最愛の故人をあなたの心の目の前に呼び出し話すことができるようになります。これはあなたの信心と故人の魂が浄化されていることが条件です。逢いたいと思えば会えるようになるのは最愛の人が魂(天・仏様)として別次元で生きているからでしょう。

現世の人間同士であれば北海道にいて沖縄の人と今すぐ会うことは難しいですよね。思い出の場所に限らずどんな時間でも場所でもできる身体を失った人とデートのようなものができるのです。

その4.心理カウンセラー・専門家に相談する

愛していた人との愛別離苦は遺族の喪失感や苦しみは計り知れないものでしょう。今も苦しまれ涙を流していることがあるのではないでしょうか?一人で苦しまなくても大丈夫です。あなたのペースであなたにあった方法で死と受け入れていきましょう。現世で綺麗で幸せな魂でなければ死後に成仏した故人と再会できなくなるかもしれないので、お寺・教会に行くことや、苦しみから解放されるよう心理カウンセラーや専門家にカウンセリングを受けるなど相談すると良いでしょう。

強くなる必要はありません、弱くなければいいのです。

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