スピリチュアル死について

自殺してはいけない理由とは?7つの理由と生きやすくなる考え方・悩み方を仏教信仰者の筆者が解説!

日本では自殺願望のある人・自殺者が急増しています。特に若者が増えている理由として携帯電話の普及で不幸な気持ちを共有できることが原因ではないでしょうか。誰かと死んでも死は孤独で恐怖なものなのに、不幸な気持ちは簡単に連鎖してしまうのです。自殺をすることで問題の解決もしません、今のあなたの精神状態のまま霊になれば悪霊などにもなりうるのです。
あなたも、あなたの大切な人も苦しまないために「自殺してはいけない理由」と「人生が穏やか暮らせる方法」を紹介します。

自殺してはいけない理由7選!

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死とは自然死(老衰・寿命)、事故・病死、自殺は、どれも肉体が亡くなることには変わりはありません。しかし魂の使命を終えず自然に逆らった「死」というものは本人も遺族も受け入れがたく苦しむのが真理です。自殺をしてはいけない理由を7つ紹介します。

理由1:最大限に死の恐怖を味わう

自然死する人が何年もかけて死を受け入れる過程を、自殺すると決めたら1日または数時間程度で行わなければ安楽に死をむかえることはできません。自然死の場合は徐々に体の機能が低下していくので、ある年齢になると死期を感じポジティブ・アグレッシブに生活をすることが多いのです。反対に自殺者はネガティブな動きなのに、謎のハイテンションで「怖くない」と自分に言い聞かせた異常な状態になります。

「死にたいわけではなく生られないから死ぬ」この理由では死を受け入れることも、恐怖を乗り越えることもできず最大限に恐怖を感じるのです。

理由2:死に方で迷惑をかける

自殺方法で思い浮かぶのは、首つり・マンション、線路の飛び降り・練炭・薬・自傷行為による大量出血などです。どの自殺方法でも体は司法解剖されます。第一発見者は自殺現場と死体を見た精神的ショックを受けているのにも関わらず、事件を疑われ警察で取り調べを受けるのです。その自殺で生きたい誰かを巻き添えに死んだとしたら、殺人者として法で裁かれることもありません。他にも自殺場所が賃貸だった場合その物件は事故物件になり、線路であれば何百人もの足を止めます。

自殺者の命を鉄道運転手や誰かが奪うことになったとしたら…どれも迷惑な話です。

理由3:肉体が消えても恨み・無念など感覚は残る

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仏教では人間の死とは肉体が亡くなり魂だけになることだと説いています。そのため人間の体をなくした魂にはあなたの感情・感覚・感性・性格もある状態なのです。死をむかえるときに穏やかで温かい気持ちで自殺する人は居ませんよね?動かなくなった肉体だけが亡くなり、生前と同じように怒り・恨み・悲しみ・苦しみ・煩悩といわれるものだけの魂になります。

「死んで楽になりたい」と思うのであれば生きているうちに欲望を捨て、ポジティブで自分を愛すことができる人格を手に入れましょう。

理由4:地縛霊・浮遊霊・悪霊などになりうる

時間・日付の概念もなくなった魂は24時間年中無休で苦しむことになります。苦しみ続ける霊たちを地縛霊・浮遊霊・悪霊と分類されるものになり、自殺をした場合これらに該当することが多いのです。どのような状態・特徴が何と呼ばれる霊なのか説明します。

地縛霊:ある場所に強い執着をもった霊。命が亡くなった場所(事故現場・自殺場所)などが該当することが多いです。「足」のみ見える霊だったり、ただ茫然と立っているだけであったりします。しかしこのような霊は運良く現れた霊能者・浄霊できる方の力があれば比較的早く成仏することができます。運良く現れたらですが…

浮遊霊:同じ世界の別次元を何十年・何百年さ迷う霊。生前の恨みは晴れたものの、これからどうしたらいいのか分からない状態または成仏することを望んでいない状態でしょう。妖のようにもなり動物霊などを引き連れていることが多いです。

悪霊:好きすぎても恨みすぎてもそれは煩悩で、煩悩のまま自分勝手に動いた場合に亡霊は悪霊になりうるのです。生きている人間にもありがた迷惑な人や、自己都合で危害を与えてくる人はいますよね?そのまま霊になると悪霊です。

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