スピリチュアル死について

地獄はあるのか?地獄がある理由・種類とは?地獄行きは避けられない?決定的な理由と緩和する方法も自然に生きる魂修行者が解説!

天国・極楽をあの世とし、現世で魂として別次元で生活しながら魂の浄化を行うことが地獄とされている説などもあり、一括りに「これが地獄です」と表現するのは難しいですが地獄はあります。天国・極楽の安楽な世界の正反対だという伝え方が一番腑に落ちるでしょう。ただし地獄絵図の世界へ移動するような魂の島流しではないと思うのです。私は地獄の種類や詳細文・地獄絵図は、生きる人間の魂・感覚・感性に「地獄」を伝える手段の一つと考えます。
あくまで地獄に行って帰ってきた人の証言ではないので、すべてが真実だと断言できるわけではありません。どの説が真実なのか死んでからのお楽しみですね。自然に生きる魂修行者の筆者が宗教知識に基づき、地獄がある理由・詳細、地獄行きを避けられない決定的な理由・緩和策を紹介します。

地獄がある3つの理由

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地獄の種類や詳細文・地獄絵図は、生きる人間の魂・感覚・感性に「地獄」を伝える手段としたら「本当は地獄ってないの?」と疑問に思われますよね。そのような手段を使ってでも地獄のあることを伝えたい先人の想いは、地獄があることを証明されているのと同じではないでしょうか。この世の人間に地獄の存在を伝えたいことには何か理由があると考えられます。考えられる理由を説明しますね。

その1.地獄があるおかげで天国・極楽もある

人間は地獄の存在は疑っても天国や極楽の存在は信じる人が多いのではないでしょうか?この世の真理として物事は「陰と陽」で成り立っています。天国・極楽を「陽」として存在しているとすると、地獄は「陰」として存在していることになるのです。その見解からすると、地獄を意識させることで天国・極楽への関心を深めさせる目的があるのではないかと考えられます。天国・極楽への関心が深まることで神様・仏様への信仰心も強くなますね。

この世の様々な苦からの解放を、自らが積極的に行う環境が地獄の存在によって完成するのです。

その2.神様や仏様が全人類の魂を愛してくれている証拠

地獄におちた人間は非常に苦痛を感じます。しかし「陰と陽」の真理で考えますと、この「苦痛」の裏側には「苦痛ではない(幸せ)」があるということにお気づきでしょうか?この法則は現世でも通用する真理です。地獄に一度落ちてしまった魂も何かのきっかけで天国・極楽へいくことを許されます。悔い改めるきっかけさえも頂けなかったら、永遠に人間は輪廻転生し再び生まれて修行をすることはないでしょう。

死後向かう世界の行き先を「業(カルマ)で選ぶことができる」ことが神様・仏様に全人類が愛されている証拠の他に考えられないのです。

その3.現世の善人の安楽な暮らしのため

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「人の嫌がることをすると地獄に落ちるよ」と教えられて育ちました。幼い頃に見せられた地獄絵図はアニメ調の地獄絵図でしたが、真っ赤な血と火の世界でグツグツ煮られていたり針で刺されていたり恐ろしいものでした。現世での法的な裁きは法律で裁かれ悔い改めることはできますが、魂界では法的な裁きだけでは悔い改められているとは考えられていません。「お天道様は見ている」と言葉にあるように、どんなに法律から逃げられても魂への裁きは死後必ず行われます。

そのような知識を少なからず教えられていたおかげで人々は犯罪をすることなく大人になったのではないでしょうか?悪人の犯罪によって命を奪われず安楽に暮らすためにも「地獄」の存在は必要不可欠です。

地獄の3つの詳細

仏教では不動明王の炎が地獄の炎とされ、その他多くの宗教でも「火」「炎」は代表的な地獄を表す象徴です。多くの信仰者のいる仏教で教えられている地獄の詳細と地獄行きの罪、他に考えられる地獄の詳細を説明しますね。地獄行きの罪で「殺生」には自殺も自らを殺生するという意味なので含まれます。

その1.地獄は8種類ある

仏教では地獄の種類は8種類あるといわれ八大地獄と呼ばれます。

1.等活地獄(とうかつじごく)
2.黒縄地獄(こくじょうじごく)
3.衆合地獄(しゅごうじごく)
4.叫喚地獄(きょうかんじごく)
5.大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)
6.焦熱(しょうねつ)地獄
7.大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)
8.阿鼻地獄(あびじごく)/無間(むげん)地獄

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