スピリチュアル見えない力

夢のスピリチュアルな6つの意味!スピリチュアルな意味合いを持つ夢の特徴は?ヒーリング経験のある筆者が解説

「夢」が生み出される場所は、夢によってそれぞれ違います。夢はボディ(肉体)・マインド(心)・スピリット(魂)から、別々に生み出されているのです。肉体は、五感を使う脳の刺激から夢を生みだします。心は、感情や想像力から夢を生み出すのです。そして魂が生み出す夢が、スピリチュアルな夢だと考えられています。

毎晩見ている夢の中で、スピリチュアルな意味を持つ夢とはどのような夢なのでしょうか?ヒーリング経験のある筆者が、スピリチュアルな夢の6つの意味を解説します。

スピリチュアルな考えでの夢の世界

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当たり前のことですが起きている間、私たちには意識があります。頭で考えて心で感じ、身体を使って日常生活を体験しているのです。意識を働かせて、行動します。

しかし眠っている間は、意識のない状態です。意識のない状態は、肉体の中に宿っている魂が活動しやすい状態といえます。魂が自分の意識を越えた、別の意識の世界に行ける状態なのです。夢で見ている体験は、別の意識の世界を見ているといわれています。

スピリチュアルな夢の特徴

毎晩、人は夢を見ています。毎晩夢を見ているにも関わらず、ほとんどの場合覚えていなかったり忘れてしまうのです。しかしスピリチュアルな意味を持つ夢の場合、強い印象がいつまでも残ります。起きても忘れずに、いつまでも覚えていられるようです。数カ月から数年、長ければ数十年と覚えていられます。

またメッセージを持つ夢は、繰り返し何度も見るといわれているのです。全く同じ場所・人が登場し、同じできごとが起こる夢を何度も見ます。普通の夢の場合全く同じできごとが、何度も起こることは少ないでしょう。メッセージを送っている存在が、メッセージを訴えかけているため何度も見ると考えられます。

夢の持つスピリチュアルな6つの意味

スピリチュアルな夢とは、どのような夢のことなのでしょうか?スピリチュアルな夢は、どのような意味を持っているのか解説していきます。

1:魂の体験を見ている

スピリチュアルな考えで夢の中のできごとは、魂の体験を見ているとされているのです。魂は高次元の世界から、身体を授かってこの世界に降りてきています。そして私たちが眠っている間、魂は高次元の世界に戻っているのです。私たちは睡眠で、心と身体を休めます。魂は睡眠中に、高次元で活動したり休んだりしているのです。

高次元の世界には他の魂も、もちろん戻ってきています。神・天使・精霊・先祖の霊といった存在も、高次元に存在するのです。他の魂との懐かしい再会を、夢で見ているのかもしれません。また高次元の存在に出会った、喜びを感じる体験を見ているのでしょうか。魂が高次元の世界にいる時に、眠っている身体は魂の見ている景色を見ているのかもしれません。

2:高次元の存在からのメッセージを見ている

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眠っている間に、魂が高次元の世界へ戻ります。高次元へ戻った時に高次元の存在から、教えや使命をメッセージとして授かっているのです。魂が体験したことを夢で見るのとは別に、メッセージ自体を夢で見ることがあります。魂の成長のために必要な、教えや使命です。メッセージは、様々なかたちで夢に表れます。直接的な意味を持つというよりも、イメージから読み解いて分かることの方が多いようです。

たとえば「死」に関する夢を見ると、不吉なことが起こるのだと思われるかもしれません。しかし死の後には、再生が待っています。死と再生の2つで「新しい始まり」という意味を、持つのです。1つのできごとが終わって、新しいできごとが始まることを意味します。ですから単純に死に関する夢が、必ず悪いことが起こるメッセージとは限らないのです。夢で見たもの・体験したことの持つ意味を、読み解く必要があります。

3:アカシックレコードにアクセスしている

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アカシックレコードは、宇宙が誕生してからの全ての「記憶」といわれています。宇宙で起こったできごと、生きてきた人たちの想念・感情も含めた全ての記憶です。「アカシャ」と呼ばれるエネルギー体の中に、アカシックレコードは存在しています。そして過去から現在、未来に起こる全てのできごと・想念・感情が記憶されているのです。

通常は特別な能力を持つ人が、アカシックレコードにアクセスできるとされています。しかし意識のない眠っている状態では、特別な能力のない人でもアカシックレコードにアクセスしやすいそうです。夢の中でのできごとが、過去の記憶・未来の記憶かもしれません。

過去の記憶は、自分の過去世を見ているのでしょう。未来の記憶はこれから起こるできごとを、予知夢として見ているといえます。他にも魂の生まれた時の記憶、生を受けた使命や目的などを見ているのかもしれません。私たちには想像できないほどの、壮大な数の記憶があります。そして夢で見たということは、アクセスする意味があって夢にでてきたといえるのです。

4:パラレルワールドを見ている

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この世界はいくつもの世界が、同時に進行しているという考えがあります。並行世界・並行宇宙・並行時空とも呼ばれるものが、パラレルワールドです。このパラレルワールドと呼ばれる、別の世界を夢で見ている可能性もあります。

今生きている人生の中で、これからの進路を決断する時がいくつもでてくるでしょう。Aという道に進むか、Bという道に進むかといった選択です。たとえば1人の女性に、就職を選んで仕事を突き詰める人生があるとします。別の選択をした場合、結婚を選んで家庭を築く人生です。選択した道に進むのが、その人の人生となっていきます。しかし別の選択をした人生も、別の世界で存在しているというのです。別の世界につながって自分の別の人生を、夢の中で見ているのかもしれません。

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