4歳児の反抗期を乗り越えるために知っておきたい特徴と接し方を人生経験豊富な筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
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4歳児の反抗期を乗り越えるために知っておきたい特徴と接し方を人生経験豊富な筆者が解説

4歳になると、子供は親の言うことをあまり聞かなくなります。泣いたり、暴力的な言葉を使ったりして、反抗的な態度に悩まされることも少なくありません。そんな子供にどう接していけば良いのか、やなんでしまっていませんか?この記事では、4歳児の反抗期を乗り越えるための方法を解説します。

4歳児の発育の特徴

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これまで素直に育ってきた我が子。それが4歳になると急に反抗的になり、今までできていたことをしなくなるような場面も増えてきます。このような不安定な行動は「4歳児の壁」と呼ばれ、多くの親が戸惑っているんだとか。ここでは、4歳児がどのように成長しているのか、詳しく解説します。

1.運動能力が向上する

4歳になると、運動能力が飛躍的に向上し、身体の動かし方が上手になって複雑な動作をこなして元気に走りまわります。自分の身体を自由に操れるようになることで、運動がますます楽しくなるのもこの時期。鉄棒にぶら下がったり、ボールを思い通りに投げたりすることができるようになるので、毎日がワクワクであふれている年齢でもあります。

2.会話ができるようになる

最近の子供たちは記憶力が向上し、話す言葉の数も増えてきていると言われています。また、時間の感覚も徐々に理解し、過去や現在、未来といった時間の流れを上手に表現しながら話すこともできるようになる子供が多いのもこの時期です。例えば、昨日の出来事や今日、明日の予定について、時間を示す言葉を使って質問すると、成長を感じられるでしょう。さらに、物の大きさを比較するためのイメージを言葉で表現することもできるようになり、豊かな想像力を活かして、絵を見ながら空想の物語を語ることもできるようにもなります。

3.生活習慣が身に付く

さまざまな生活習慣は4歳頃から徐々に身についてきます。服を着たり脱いだり、歯を磨いたりトイレに行ったりといった基本的なことができるようになるのもこの年齢です。ときには親のサポートが必要なこともありますが、少しずつ自分でできることが増えていくでしょう。食事の際には、じっと座ってお箸やスプーンを使うこともできるようになります。また、脱いだ服をたたむなどの整理整頓もできるようになりますが、もちろん成長には個人差があるため、全員がこれに当てはまるわけではありません

4.社会性が身に付く

4歳になると、周りの人々に興味を持ち始め、友達と楽しく遊ぶことができるようになります。子供たちは友達と一緒に遊ぶときに、独自の約束やルールを作ることも。このようにして、集団での行動を通じて社会性を育んでいます。友達同士での喧嘩ももちろんありますが、相手の気持ちを理解し、自分なりに考えて問題を解決しようとする力も身につき始めるころでしょう。

4歳児の反抗期にみられる特徴

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4歳になると、おしゃべりができるようになり、身体も大きく成長しますが、まだまだできないこともたくさんあります。感情をうまくコントロールしたり、自分の気持ちや欲求を言葉で表現するのは難しい場合も少なくありません。そのため、できないことがあるとイライラして反抗的になることも多々あります。

1.イヤイヤ期再発

イヤイヤ期の再発が特徴として挙げられます。両親や大人からの言葉に対して「イヤ」と言って拒否し、言うことを聞かなくなることも多くなるかもしれません。このイヤイヤ期は通常1歳~2歳で始まりますが、4歳頃に再び現れることも多いようです。
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