4歳児の反抗期を乗り越えるために知っておきたい特徴と接し方を人生経験豊富な筆者が解説 – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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4歳児の反抗期を乗り越えるために知っておきたい特徴と接し方を人生経験豊富な筆者が解説

2.話を聞かなくなる

親の話をあまり聞かなくなる時期でもあるかもしれません。大人の言葉を完全に無視することもあるくらいです。これは4歳児の反抗期の典型的な行動で、話はちゃんと聞こえています。にもかかわらず、わざと無視したり、聞こえていないふりをしているのです。反抗的な態度を示すことで、注意を引こうとしているのも4歳児の反抗期の特徴かもしれません。これは、両親や大人の言うことを素直に受け入れたくないという気持ちから来ていると考えられます。

4歳児の反抗期には性別による違いがある

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4歳児の反抗期は性別によっても若干異なってきます。その違いを見ていきましょう。

1.男の子:悪い言葉を使う

男の子は、時に悪い言葉を使いたがることがあります。「バカ」や「アホ」といった言葉を好んで使い、攻撃的な態度を見せることもあるでしょう。反論が強く、相手に質問を投げかけるような行動も見受けられます。また、体力もついてきているため、自分の意見を全身で表現することも。叩いたり蹴ったりして暴力的になる一方で、急に甘えん坊になることもあり、まるで赤ちゃんに戻ったかのような行動をする子もいるようです。

2.女の子:大人顔負けの言葉で反抗

4歳の女の子になると、大人顔負けの言葉で反抗することがよくあります。男の子に比べて言葉を使う能力が高いため、親も驚くような会話で困惑することが少なくありません。言うことを聞かないという点では男の子も同じですが、まるで大人のように理屈をこねて文句を言ってくるので、揚げ足を取られているように感じることもあります。大人びた言葉を使うのが4歳の女の子の特徴のひとつです。

反抗期の4歳児との接し方

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4歳の子どもはさまざまな能力が成長していく時期ですが、自分の気持ちややりたいことをうまく表現できないこともあります。この年齢はとても繊細です。言葉が上手になってくるため、大人と同じように接したくなることもありますが、甘えたがる一面も持っています。そんな4歳児とどのように接するのが良いのでしょうか?

1.反抗する理由を理解する

4歳の反抗期の子供と接するには、まず反抗の理由を理解することが重要です。子供がかんしゃくを起こすと、手に負えなくなることも考えられます。そのときに力で抑えたり無視したりすると、子供はさらに傷つき反発が強まる可能性も。この場合は叱りたい気持ちを抑えて、子供が落ち着くのを待ったり、気分を変える手助けをしてあげるようにしましょう。

落ち着いてきたら、何が嫌だったのか反抗の理由を尋ねてみてください。もし、子供が自分の怒りの理由を理解できていない場合は、気持ちを代弁するような選択肢を提示しながら質問するといいですよ。
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