人生の悩み

聞きたくない他人の悪口にはどのように対処すべき?人生経験豊富な筆者が解説

日常生活の中で、人との関わりについて頭を悩ませてしまうことはありませんか?相性のいい相手もいれば全く合わない人がいることは、決して珍しいことではありません。かといって全ての人と仲良くすることは現実的には難しいのも事実。とくに、聞きたくない他人の悪口を言う人と一緒にいると、精神的に滅入ってしまうものです。そこでこの記事では、聞きたくない他人の悪口にはどのように対処すべきか解説しますので、ぜひお役立てください。

悪口を言う人は損をするだけ

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いつも悪口や不平不満を言っている人は、誰からも敬遠されてしまいます。悪口ばかり言っている人は、かなり損をしているのです。なぜ損をするのかその理由を考えてみましょう。

1.周りからの評判を落とす

他人の悪口や批判をしてばかりいると、周りから「アイツはいつも他人の悪口を言ってばかりだな」と認識されるようになります。そのため、周囲の人たちも「もしかすると自分も知らないところで悪口を言われているのではないか?」と疑われるようになるでしょう。そうなると、悪口を言っている人に対して、心を開かないばかりか近寄ろうともしなくなります。誰でも自分のことを悪く言われたり、批判したりするような人物とは関わりたくないものです。悪口しか言わない人は、最終的に自分の評判を落とし信頼がなくなります。

2.悪口依存症になってしまう

とある専門家によると「悪口を言い続けていると依存症に陥ってしまう」と唱えています。かなり恐ろしいことですが、なぜかというと他人の悪口を言うことで、快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されるんだとか。他人の悪口を聞かされている側は嫌な気持ちになりますが、言っている本人は快楽を感じていくため、さらに悪口がエスカレートしていくわけです。その結果、周りの人たちを不快な気持ちにさせ、ますます孤立します。

3.心身の健康を損なう

ドーパミンすら出る悪口ですが、それでもずっと言い続けているとさらなる悪影響が…。それは、心身の健康を損なうというもので、悪口を言い続けていると今度はストレスホルモンが分泌され、ストレスが健康に害を与えると言います。しかも、常に他人を批判する人は認知症のリスクが高まるとも言われているのです。イライラする感情を発散させたいからといって、悪口でストレスを解消しようとしても結局はストレスがより溜まるだけ。いかに悪口を言うことが危険なのかがおわかりいただけるのではないでしょうか。

悪口を聞かされやすい人の特徴

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誰でも他人の悪口を聞きたくないものです。ただ、中には悪口を聞かされやすい人がいるのも事実。一体、どんな特徴を持つ人が悪口を聞かされやすいのでしょうか?

1.話を聞いてくれる人だと思われている

悪口を聞かされやすい人は、じっくりと相手の話を聞いてくれる、自分から話をするのではなく相手の話に耳を傾けることができる人。相手からすると「自分の話をしっかり聞いてくれる」と思われているでしょう。そのため、ますます相手は増長して他人の悪口がエスカレートしていくのです。一般的に会話上手な人は聞き上手とされています。しかし、本当に相手の話に耳を傾けることが上手な人は、しっかりと話の内容を聞いて理解している一方で、時折ポイントを突くように話の矛盾点を指摘したり反論したりするので、悪口を言う人にとっては「何をいっても聞いてくれる人」という立ち位置ではないのです。

2.自己主張が弱い

自己主張が弱い人も他人の悪口を聞かされやすい傾向があります。人とのコミュニケ-ションの中で、自分の意見をあまり言うことができない人でもあるかもしれません。一見すると「聞き上手な人」のように思われるかもしれませんが、自己主張が弱かったり自分の考えを言えなかったり、他人に押されやすいところがあります。そのため、相手からすると「言いやすい人」と思われ、聞きたくもない他人の悪口を聞かされてしまうことになるのでしょう。

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