そこで今回は、魂の成長段階と年齢の確認方法をスピリチュアルに詳しい筆者が解説!魂の年齢に興味のある方や、魂について深く学びたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
- そもそも「魂」とは何か?
- 魂の年齢とは
- 魂の7つの成長段階
- 1:乳児期:未熟で未発達な魂
- 2:幼児期:教えを与え導いてくれる人が必要
- 3:青年期:自己の確立や発達を意識して成長する
- 4:成熟期:成熟した内面で穏やかな成功を実現する
- 5:老年期:感性が豊かになり人生の本質を追い求める
- 6:超越期:学びをほとんど終了した段階
- 7:無限期:人間でありながら高次に近い存在
- 魂の年齢の見分け方
- 魂の年齢が低い人の特徴
- 魂の年齢が高い人の特徴
- 境遇やトラウマによって魂の成長が止まることもある
- 魂の年齢を順調に重ねる方法
- 物事を決めつける価値観から脱却する
- 自分の心に従える自分になる
- 健康的な習慣で心身を健やかに保つ
- 年齢に関わらず読書や勉強で学びを続ける
- 魂の年齢が高いと感じる人と行動を共にする
- 魂の年齢は私たちの人格に大きく関わっている!
この記事の目次
そもそも「魂」とは何か?
image by iStockphoto
魂とは、私たち人間を含む動物の肉体に内在する意識です。肉体が滅びても存在し続け、現在の人生が終わると次の修行に向かうとされています。つまり魂はいくつもの人生や動物生を繰り返し、そのレベルを上げ続けているのです。漠然とした概念ではありますが、私たち生物の本質だと考えてみてください。
そんな魂の存在は科学的にも一部認められており、バージニア大学の教授をしていたイアン・スティーヴンソン氏は、かつて数百人にも及ぶ研究チームを率いて「前世の記憶を持つ子どもたち」のデータを集め、魂が以前の人生の記憶を継承するということを分析しました。
同じくバージニア大学の教授であるブルース・グレイソン博士も脳死による臨死体験をもつ人々に話を集め、「死後も意識は存在し続ける」ということを突き止めています。そして魂は肉体の死を乗り越えて高次の世界へ行き、次の人生を歩む準備に入るのが通説だそうです。魂は肉体に囚われることなく旅を続ける超越的な存在だと分かりますね。
イアン・スティーヴンソン氏の著書
『Children Who Remember Previous Lives(前世を記憶する子供たち)』1987年出版
魂の年齢とは
私たち生きる者の本質となる「魂」には、年齢が存在しています。そして魂の年齢は実年齢に関わらず、どんな人生を繰り返してきたかによって決まるのです。つまりこれは、80歳の老人でも魂年齢が幼ければ人間性が未熟であったり、10歳の子供でも魂年齢が高ければ達観した人間性を獲得していたりすることを表しています。
そして魂の年齢は、輪廻転生の回数で重ねられるわけではなく、魂を磨く濃厚な人生を繰り返した回数によって重ねられるそうです。分かりやすく言えば、1つの人生でレベル80まで魂を磨いた人生と、レベル20までしか磨けなかった人生とでは、魂が重ねる年齢が変わるということ。つまり輪廻転生をいくら繰り返しても、魂を磨く人生を繰り返していなければ魂の成長は期待できません。
魂の7つの成長段階
ここからは、魂の成長過程で存在する7つの段階を詳しく紹介していきます。魂は輪廻転生を重ねてこの段階を進んでいき、高次に近い霊的な存在に近付いていくのです。自分の魂の状態がどんな段階に近いか考えながらチェックしてみましょう!
1:乳児期:未熟で未発達な魂
image by iStockphoto
乳児期段階の魂は、まさに人間の乳児のように未熟な状態です。洗練されていないため、生きることに不器用でさまざまなことが上手くこなせません。まだ輪廻転生をたくさん繰り返していない状態で、人生を歩むことに慣れていないのです。周囲を配慮して助けるようなことはなく、自分が現世を生きることに集中します。
その反面、全てのことをフレッシュに捉えられる初々しい感性を持っているのが特徴。純真無垢で何事にも染まりやすいまっすぐな感覚を持っていることが多いそうです。
2:幼児期:教えを与え導いてくれる人が必要
乳児期より人生に慣れ、生きることの秩序や規則、コツなどを学びはじめます。人と関わることや学ぶことを重視し、人生を豊かにする生き方を模索するのです。1人で人生に集中するよりも家族や友人などと一緒にいることを好み、他人から何かを学ぼうとする姿勢をとります。
一方で人生の生き方にはまだまだ迷いがあり、熟練の魂の教えや導きを必要とすることがほとんど。他人に従順して多くのことを吸収し、魂の年齢を重ねていく段階なのです。
3:青年期:自己の確立や発達を意識して成長する
ある程度人生の歩み方に慣れ、世界や社会での自分のあり方などを考えはじめます。生きることだけに集中する時期はすぎ、自己の確立や発達を伴う精神的な人生が始まる時期なのです。周囲に認められてい、偉業を成し遂げたいなどの欲求も出てくるため、富や名声に執着するようになります。
また、この時期からは自分だけでなく周いを助けるような働きもできるようになり、リーダーや上司などのポジションでも活躍できるようになるのも特徴。