生き方がわからないと悩む40代こそ生き方を真剣に考えるチャンス。40代だからこそできること、やるべきこと6選を人生相談マスターの筆者が提案 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み心や体

生き方がわからないと悩む40代こそ生き方を真剣に考えるチャンス。40代だからこそできること、やるべきこと6選を人生相談マスターの筆者が提案

生き方が分からないと悩むことは誰にでもあります。自分に向き合っている状態なのでとてもポジティブなことです。悩むことで前向きな選択につなげましょう。本記事では、多くの40代女性の相談を受けてきた筆者が気づいた「生き方が分からないことの原因」をもとに、「40代で今やっていてよかったこと」をご紹介していきます。

「このままの生き方でよいのか?」「これからどのように生きていけばよいのだろう」「なんだか疲れたし虚しい」と感じている40代の方に読んでいただきたい厳選した情報を盛り込みました。ひとつの提案なのでリラックスしながら読んでいただければ幸いです。

40代だからこそやるべきこと6選

image by iStockphoto

40~50代は運命の分かれ道の年齢といわれることもあるように、まだまだ今後の生き方に変化をもたらすことが出来る年代でもあります。現実としては、どのような働き方でどのようなキャリアを磨いてきたか?どのような人間関係でどのような生き方を学んできたか?ある程度今まで積み重ねてきたことに内容の結果が出ていることでしょう。その中で出来ることは?

本記事では多くの40代の悩みに耳を傾けてきた筆者が「40代のうちにこれをしておくとよいですよ」と思って自分でも実践していることを、同世代の目線でお伝えしていきます。

おすすめ1:趣味の断捨離をする→本当にしたいことと向き合えます

image by iStockphoto

趣味を語る人の話を聞いた時に気づいたことがあります。それは「趣味に関する愚痴を言う人」と「趣味の楽しさを語る人」の2パターンがあるということです。趣味なのに不満を漏らすのは残念なこと。

あなたは本当にその趣味を楽しんでいますか?

趣味が「本当にやりたいこと」であると、その楽しさについて語りたくなります。今のあなたに「これだ!」と夢中になれる趣味がないのならないのなら。思い切ってその趣味、やめてみませんか?「せっかく長く続けてきたものだし」「頑張っだものだし」と興味を失った趣味を続けているのであれば、それは「やらなければ」の義務感による趣味です。自由に選べる趣味まで惰性で続けているのならなんのための人生かわかりません。「今の自分」が興味を示さない趣味があるのなら、無理やり続けたりしないことです。自分を偽らずに「本当は何がやりたいのか」と自分に質問を。

おすすめ2:違和感を感じる人とは距離をおく→エネルギーを節約できます

40代の相談を受けてきて悩む人に多いと感じたのが、嫌だと思う人と積極的にかかわり悩み続けるということです。「積極的に関わる」には「気が乗らないのに断れなくて誘いに応じる」「その人が目の前にいないのについつい考える」という行為も含みます。筆者もそうだったのですが、それは他人軸で生きていて他人のことで悩むことにエネルギーを費やしている状態ではないでしょうか。

あなたは自分や相手の時間を大切にしていますか?

その相手が関わって元気になるような相手ではないのなら、その関係を見直すことも大切です。他人の言動に煩わされないために人間関係をシンプルにすることをおすすめします。その方がお互いのためですし、なにより自分に集中する時間が増えて生き方を考える余裕が生まれますよ。

おすすめ3:情熱的な人と定期的に関わってみる→やる気がでます

image by iStockphoto

一人カフェでお茶を飲んでいると、複数でお茶をしている40代以降の女性たちの会話が耳にはいってくることがあります。グループでの会話は、他愛のない雑談や、他人の噂話や愚痴になることも多いようです。そういった会話も楽しいものかと思いますが、何も変わらないのでは?

あなたには趣味や自分の生き方について情熱的に語り合う相手はいますか?

情熱というのは伝染します。何かに挑戦していたりして気力がみなぎっているような人と関わってみましょう。そのような相手とは会った後には、あなたも前向きな気分になれたり力がみなぎってくるはずですよ。もし身近にそういう相手がいないのなら、情熱的なメッセージがあふれる書籍を読んで著者と対話することもできます。得られる効果は大きいですよ。

おすすめ4:収入より支出を意識する→お金の不安が緩和され余裕が出来ます

40代の知人で「会社勤めでどこでもストレスで大変」と転職を繰り返す方がいたのですが、心身の体調を崩してまで働く理由が「お金がかかるので、もっとお金を稼がなくちゃ」というものでした。「収入を得るのではなく、支出を減らすことを意識するとよいのでは」と言ってみたところ「その発想はなかった!」と驚かれたことがあります。

あなたはお金のことで不安になりすぎていませんか?

お金は大切ですが、お金を稼ぐことが人生のメインとなってしまっているのでは本末転倒です。収入に振り回されないためには必要なものを見極めて何にお金を使うのかを限定することをおすすめ。不要な情報やモノ、健康を害する仕事から卒業できて、自分の生き方を考える余裕が生まれます。自分の人生に本当に必要なことにお金を使う習慣をつけることで、お金に関する不安を緩和してみましょう。

おすすめ5:エンディングノートのを作成する→人生について真剣に考えるきっかけになります

image by iStockphoto

40代でまだ早いと思われるかもしれませんが、エンディングノートの作成もおすすめです。人生の最後は誰にでも訪れます。遺品整理や葬儀、お墓はどうするのか、自分の資産はどれくらいあるのかについてなど、早めにまとめておくのがよいでしょう。死を意識することで生を意識することもできます。

あなたの死生観はどのようなものですか?

筆者はエンディングノートに「お葬式は直葬、お墓は合葬墓でもOK。戒名も供養も、お金がかかるものは不要」などと書き記してみました。死を身近に感じることで、生きていることが当たり前ではないと気づくことができますよ。そうすることによって、生きている貴重な時間をどう使うのか?後悔がないように今、何をしたらよいのか?真剣に考えことが出来るのではないのでしょうか。

おすすめ6:自分の個性が活かされる環境を選ぶ→自分の生き方が見えてきます

image by iStockphoto

あなたは自分の個性が活かされる環境にいますか?

竹富島の「ゆがふ館」という施設を訪れたときのこと。館内には島の人のことばが展示されているコーナーがありました。筆者はある言葉にくぎ付けに。うろ覚えなのですが、次のような内容でした。「石を積むときには削らないで組み合わせる。大きな石や小さな石、形のよい石。石一つ一つにそれぞれの形があり役割がある。どの石を表や裏に使うか、基礎に使うか、上に飾るのか。見極めて石を積んでいく」。そのようにして「石をみんないかす」のだそうです。それは沖縄の言葉でうつぐみの精神といって、共同の心のことを言うのだとか。竹富島の石積みの塀がなんとも味わい深く感じるのは、それぞれの形をいかしたまま積まれているからなのだと思いました。

人も個性が削られずに生かされる環境にいることで、その役割も果たせるのではないでしょうか。

次のページを読む
1 2
Share: