学生から社会人になり、結婚して家庭を持つ人や、独身のまま生きる人。ライフステージに合わせて人間関係も変わってきます。その中で、一生の友達ってできるものでしょうか。
本当の友達がいなくても、悩まなくて大丈夫です。気がつけばそこにいる人が、あなたを助けてくれますよ。本当の友達がいない人の特徴とその理由を、親友と呼べる人がいない筆者が解説します。
- 「本当の友達」とは損得勘定なく付き合える人
- 本当の友達がいない人の特徴
- その1. 浅い付き合いの友達はたくさんいる
- その2. 一人で過ごすのが好き
- その3. 受け身で自分からは誘わない
- その4. 何事にも執着心がない
- その5. プライドが高い
- あなたに本当の友達がいない理由
- その1. 自己開示ができない
- その2. 自分大好きで他者に興味がない
- その3. 相手を信じることができない
- その4. 自意識過剰である
- 親友だと思っているのは自分だけ?
- その1. 人間関係は複雑なもの
- その2. ある日突然裏切られることも
- その3. 見返りを求めないこと、期待しないこと
- 本当の友達は作るのではなく自然にできるもの
この記事の目次
「本当の友達」とは損得勘定なく付き合える人
そもそも「本当の友達」とは、損得勘定なく付き合える人、つまり見返りを求めず、無償の友情を注げる人のことです。特に用がなくても連絡を取り合ったり、一緒にいるだけで心が落ち着いたりする相手。
テンション高く盛り上がることもなく、数ヶ月会わないことも時にはあります。それでも会えば昨日もそこにいたかのように、自然に接することが出来るでしょう。気を遣わず、疲れない相手です。
助け合い、支え合うことがなかったとしても、会いたいと思える人。それが本当の友達ではないでしょうか。
本当の友達がいない人の特徴
嬉しいことがあった時に連絡する友達はいても、つらい時に連絡する友達がいないということがあります。悩みごとがあっても言えない、友達とは明るい話しかできない、という関係性。なんでも話せる友達がいない人の特徴をご紹介します。
その1. 浅い付き合いの友達はたくさんいる
image by iStockphoto
社会人になれば職場の先輩や同僚と飲みに行くことはあるでしょう。たまには休日に会うこともあるかもしれません。また学生時代の友達と時々会ったり、趣味の友達と会ったりと、友達がいないわけではないのです。
しかし、深い話をできる友達はいません。腹を割って、本音を言い合える相手はいません。同僚であれば仕事の愚痴くらいは言うけど、プライベートの話はしない。プライベートの友達には、仕事の悩みは言えない。
その場その場で、話す内容が限定された付き合いになってしまいます。あなたの全てを理解してくれる相手がいないのです。
その2. 一人で過ごすのが好き
一人の時間を大切にしています。日中は仕事で人と接しますが、プライベートの時間は自分のために使いたいというタイプです。
一人で外食、一人で旅行もできますし、本を読んだり身体を動かしたりすることも、一人でなんでもやります。むしろ人に合わせるのが苦手なのでしょう。
友達といると、食べたいものや行きたい場所がその日の気分に合わないことがあります。自分の欲求を抑え、人に縛られている気分になるのです。そのため本当の友達はできにくいでしょう。
その3. 受け身で自分からは誘わない
image by iStockphoto
誘われれば行きますが、自分から誘うことはないタイプです。誘われるのを待っているだけの受け身でいるので、何を考えているか相手に伝わりません。
相手は何度か誘ってくれるかもしれませんが、そのうち誘われないことに気づくでしょう。そうなると、本当は行きたくないのかもしれない、渋々付き合ってくれているのかもしれないと思われます。
誘うのが苦手な人もいるでしょうが、誘われて嬉しいという気持ちはきちんと伝えるべきです。相手はあなたの本心が見えず、離れていくかもしれません。
その4. 何事にも執着心がない
執着心のない人とは、深い付き合いにはならないでしょう。持ち物や食へのこだわりがない、服装にも頓着しないという人は、やはり何を考えているかわかりません。
友達というのはなんらかの共通点を見つけるところから始まることが多いです。こだわりのない人とは共通点も見つかりません。
物に執着しない人は、人への執着も薄そうです。長く付き合っていても、ふらりと離れていってしまいそうな不安があります。友達になった相手も、自分をどれほど大事にしてもらえるかわからないと感じ、深い付き合いにはならないでしょう。
その5. プライドが高い
プライドが高い人の中には、他者を下に見ている人もいます。友達との関係性が対等ではなく、本音でぶつかることができません。
私がおしえてあげる、あなたはこういうところがダメね、など、上から目線の発言が多くなるでしょう。相手も同じように言えるなら良いのですが、そうではなくて一方通行の場合、友達とは言えないでしょう。
友達付き合いの中ではお互い新たな視点を見つけたり、それぞれ得意なことを教え合うこともあります。自分をさらけ出すことができなければ、対等な友達関係は築けないでしょう。