・他のママはできてるのに私には無理
・そんな自分に劣等感を抱いてしまう
あなたはこのように自分を責めていませんか。子育てはただでさえ大変です。自分の時間も削られていくなかで仕事の時間、家事の時間を確保するのは本当に大変なことですよね。ママはスーパーマンではありません。自分自身のお世話もしてあげないと潰れてしまいます。この記事では、子どもが小さいときから働いてきた2人の息子のママでもある筆者が両立させる10のコツをご紹介していきます。あなたが取り入られそうな方法を試してみてください。
仕事と子育ての両立が難しく感じるのはどうして?
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仕事と子育ての両立に悩んでしまうママさんは、責任感が強く完璧主義な人が多い傾向にあります。子育てや家事は女性だけがすれば良いというものではないです。パパだって子供の保護者であり、家事も分担する必要がありますよね。「自分だけがやらないと」と思い込まないことが大切です。ママはロボットではありません。
自分とはちがう人格をもった子供の世話をし、育て上げるのは本当に大変なこと。1人で抱えこまずに夫婦で協力しあいましょう。シングル家庭でも、周りの人に頼ってください。家事や育児を「頼れない」のではなく「頼る勇気」をもって、あなた自身をケアしてあげる時間もつくってあげてくださいね。
ママが頑張りすぎないためのコツ5つ
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自分のキャパを越えると人は潰れてしまいます。お仕事と子育てを両立させるには、あなた自身のパワーを溜めてあげましょう。ここでは、ママが頑張り過ぎずに自分の時間をつくれるコツを紹介します。
コツ1:やらないことリストをつくろう
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負担を減らして楽しましょう。まず日々の生活の中で「やりたくないこと」を5個ほど紙に書いてください。書いた中で1番やりたくないものを選びます。そして、選んだ1番やりたくないことやめてみてください。完全にはやめられなくても「やめたらどうなるか」「やめるにはどうすれば良いのか」と必ず考えてみましょう。
筆者は洗い物がイヤで仕方がなかったので、この方法をつかって負担を減らしました。食洗機を買う、子供に手伝ってもらう、食器の量を減らす。この思いついたアイディアの中から、コストのかからない食器を捨てて紙コップや紙皿での生活を始めることにしました。全ての食器を捨てた訳ではないのですが、洗い物の量を減らすことができて家事を時短することができ満足です。
日々の生活で工夫できるところを探してみてください。
コツ2:できないことリストもつくる
人それぞれ、苦手なことってありますよね。できないことをやろうと思うほどストレスは溜まる一方です。今度は「できないことリスト」もつくりましょう。紙にできないことを書いていきます。ここでのポイントは「無理をすればできる」ことも書くようにしてください。自分に正直になって書いてくださいね。できないことを書いたら、やらなくて済むにはどうしたら良いのかを考えます。
ここでも、思考を整理するために紙に書いていくと良いでしょう。筆者はどうしても朝食の用意が苦痛だったので「パンやコンフレークを買っておいて、子供たちに自分で用意してもらう」ことにしました。朝食をつくらない代わりに朝に夕食の用意をすることができるようになって良かったです。できないことがあって当たり前なんだと思う気持ちを大切にしてください。
コツ3:子供にも手伝ってもらう
子どもにお手伝いしてもらって、ママも好きなことができるようにしましょう。子どもに役割を与えることで自立にもつながります。ポイントは子供ができるようになるまで時間をかけること。最初はうまくできないことが多いですが、できなくてもイライラしたり責めたりせずに褒めてあげてください。「助かったよ、ありがとう。」と言葉をかけてあげてくださいね。
最初は大変かもしれませんが、時間をかけて教えてあげると後は子供のできることが増えるので、すごく楽になりますよ。筆者の子供が幼稚園児のときは1人でお風呂に入ってもらえるようにしました。最初は洗い残しのチェックなどしましたが、忙しいときに1人でお風呂に入ってもらえるだけですごく楽でした。子供もママに頼られると自信にもつながるので、甘えてみましょう。
コツ4:ストレスになる人との付き合いとは距離を
ご近所さん、ママ友、義両親。良好な関係なら問題ないですが付き合いがストレスになるぐらいなら、合わない人とは距離をとるようにしましょう。ママがストレスフルで元気がないのは子どもにとっては悲しいこと。ポイントは、忙しそうにしていれば誘われにくくなります。距離をとるために事前に「断る言葉」を用意しておくと良いでしょう。
例えば「家でも期限が決まっている仕事を抱えていて忙しい」など言っておくだけで付き合いを断りやすくできます。時間は無限にありません。せっかくの自分の人生です。会いたい人、自分のやりたいことに大切な時間をつかうようにしてあげてくださいね。
コツ5:頼れる人にはお願いしておこう
1人であれもこれもと抱えることはできないものです。前もって頼れる人に困ったときはお願いできるようにしておきましょう。あなたの周りにいざとなったときに頼れる人は何人いるでしょうか。これも紙に書いて、リストアップしておくと良いでしょう。自分の両親、兄弟、義両親、ご近所さん、ママ友など。
毎回だと相手の負担になってしまいますが、困ったときに助けてくれる人は多いほど安心できますよね。仕事が長引いてしまって保育所へのお迎えが間に合わない場合もあるでしょう。頼れる人が近くにいない場合は、あなたをサポートしてくれるサービス機関に事前に登録しておくことをオススメします。1人では限界がきてしまうので、無理しないでくださいね。