- 自己顕示欲とは?
- 承認欲求の違いとは?
- 自己顕示欲が強い人によくある5つの特徴
- その1.承認欲求が強い
- その2.自分の話が多い
- その3.嫉妬心が強い
- その4.他人からの評価を気にしがち
- その5.嘘をついてしまう
- どうして自己顕示欲が強くなるの?原因は?
- その1.自分に自信がない
- その2.自分に自信がある
- その3.親からの愛情不足
- その4.仕事やプライベートが上手くいっていない
- 自己顕示欲が強い人との上手な付き合い方は?NGはある?
- その1.褒めて頼りにする
- その2.否定せずに話を聞く
- その3.指摘の仕方に注意する
- その4.距離を置き、関わりを減らす
- 上手に付き合い、楽しく生きていこう!
この記事の目次
承認欲求の違いとは?
自己顕示欲は承認欲求の1つですが、意味は少し異なります。そもそも承認欲求とは、マズローの欲求五段階説と呼ばれる人間が本来持ち合わせる欲求の1つで、「他人から認められたい」と願う欲求のことです。その承認欲求の中に隠れているのが、今回のテーマである自己顕示欲。自己顕示欲は、他人から認められたい承認欲求に加えて、認められるために主張したい、行動したいと思う欲求のことです。
自己顕示欲が強い人によくある5つの特徴
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実は、自己顕示欲は人間だれしもが持ち合わせている欲求。しかし、その中でも自己顕示欲が強い人と弱い人がいますよね。それでは、自己顕示欲が強い人の特徴を解説していきましょう。
その1.承認欲求が強い
他人から認められたいと願う承認欲求が強ければ強いほど、認められたいという気持ちが行動や言動に前面に出てしまう傾向があります。たとえば、自分の行動を周囲に伝えることなどが自己顕示欲の強い人の特徴です。
その2.自分の話が多い
自己顕示欲が強い人の特徴としてまずあげられるのは、自分の話が多いということ。たとえば、「こんなにすごいことをした」「○○さんから評価された」などの自慢話や、「実はこんな悲しいことがあった」という不幸話をすることです。また、複数人で話している場合も話を横取りする傾向もあります。話の途中で、「私は~」「僕は~」と話を切り替える人は自己顕示欲が強いと言えますね。
自分のことを知ってもらいたい、自分はこれだけ立派だ・不幸だということを知ってもらって認めてもらいたいという心理がそのような行動をするのだと考えられます。
その3.嫉妬心が強い
自分以外が目立っている時、話の話題になっている時などに嫉妬心を感じる人も自己顕示欲が強いと言えます。自分が認められる状況を求めるため、自分が注目を浴びていない状態を好まず、おもしろくないと感じてしまうのです。
その4.他人からの評価を気にしがち
自己顕示欲を強く持つ人は認めてほしいがために行動・言動するので、他人の評価を非常に気にします。しかし、褒められることを何よりも重視しているため、他人からアドバイスをもらうことは好みません。なぜなら自分自身を否定されているという感情に陥ってしまうからです。また、自分に自信がある人が多いため、さらに自分自身を否定されることを嫌うのでしょう。