その5.嘘をついてしまう
自己顕示欲の強い人は、承認欲求を充たすために偽った行動や言動をする傾向があります。周囲によく見られたいがあまり、自分の本音とは違う意見を述べたり、自分の実績を大げさに話してしまうことも多いでしょう。嘘をつくことに慣れてしまえば感覚がマヒし、どんどん大きな嘘をついてしまうことがあります。時に大胆な嘘をつき、自分で自分を苦しめていることも多く見られているのです。
どうして自己顕示欲が強くなるの?原因は?
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自己顕示欲が強くなる人にはさまざまな特徴がありましたが、ではなぜ自己顕示欲は強くなってしまうのでしょうか?原因○つを解説していきます。
その1.自分に自信がない
自分に自信がなく、自分を認めることができないゆえに他人に認めてもらって欲求を充たしている可能性が多くあります。周囲からの評価からしか承認欲求を充たすことができず、自己顕示欲が強くなってしまうのです。
その2.自分に自信がある
一方で、自分に自信があり、自分の行動や言動を知ってもらいたい、評価してほしいという人も自己顕示欲が強く見られることがあります。このような人は自己肯定もでき、本来は自己顕示欲を自分で充たすことができるのですが、周囲からの注目を集めたいという気持ちが強いのでしょう。
その3.親からの愛情不足
育ってきた環境や親により、自分のことを褒めてもらえなかったり認めてもらえなっかたりすると、自己顕示欲が強くなることがあります。子どもの時に感じていた「褒めてほしい」という気持ちが大人になって表れているのかもしれません。
その4.仕事やプライベートが上手くいっていない
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生活に満足できていないことも自己顕示欲が強くなる原因の1つです。たとえば、仕事でいい成績を出すことができていなかったり、恋愛が上手くいっていなかったり、プライベートな悩みを抱えている場合があります。その状況では承認欲求が充たされにくく、自己顕示欲が強くなってしまうでしょう。