ヒーリング経験のある筆者が、鈴の音の4つのスピリチュアルな意味・7種類の鈴の音についての意味を解説します。
1:浄化作用
音は周波数を持っており振動させることで、様々な力を働かせています。リーンと澄んで響きわたる鈴の音は、ネガティブなエネルギーを払う効力があるとされているのです。昔から世界中で、邪気払い・浄化作用があるとされています。多くの宗教や儀式で、鈴の音が使われてきました。心と身体の波動を上げる音・整える音とも、考えられているのです。
鈴を鳴らして澄んだ音がしばらく響き渡る時は、浄化されているということ。音が途切れて響き渡らない時は、エネルギーの流れがよくないとされています。
2:ヒーリング効果
鈴の音には、ヒーリング効果もあります。鈴の心地よい音色は「β(ベータ)エンドルフィン」という、脳内の物質を分泌させているのです。「βエンドルフィン」は、ストレスを軽減する時に分泌されます。他にも高揚感や幸福感も、感じさせている物質です。
音は人を癒す力を、持っています。スピリチュアルな考えでも、音が様々なかたちで使われてきました。浄化や癒し以外にも能力を覚醒させる音や、高次元・宇宙とつながる音。マントラも聖音、霊的な力をもっている音です。鈴の音も神聖な音とされ、神に捧げる音楽で使われています。
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3:高次元の存在からのメッセージ
近くに鈴があるわけではないのに、どこからともなく鈴の音が聞こえるといった経験のある人がいるそうです。耳鳴りのように聞こえるため、幻聴だと思われるかもしれません。
鈴の音が聞こえた時は、高次元の存在からメッセージが届いています。高次元の存在は、神・天使・先祖・ハイヤーセルフといった存在です。見守っている・応援しているといったサインとされています。もしも鈴の音が聞こえた時は、現在の自分の行動が正しいということ。感覚を研ぎ澄まして、ひらめきを大切にしましょう。
4:深い瞑想状態になると聞こえる音
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深い瞑想状態になると鈴の音が聞こえる、不思議な体験をするそうです。瞑想状態が深まった時に聞こえる音は、身体の奥深くから発せられる「ナーダ音」といいます。聞こえる音は鈴の音以外にも、太鼓・ヴィーナ(弦楽器)・フルートのような音など様々な音があるそうです。
始めのうちは、雷や太鼓が激しく打ちならされているような音が聞こえてきます。そしてマルダラ(両面太鼓)やほら貝のような音に、変化していくのです。さらに瞑想が深まると、鈴の音・ヴィーナ・フルートのような美しい音になるといいます。深い瞑想状態はサマディ(三昧)と呼ばれ、この段階で聞こえるヴィーナ・フルートは、神様の楽器とされているのです。
7種類の鈴の音についての意味
鈴以外にも、鈴の音と似た音を出すものがあるようです。鈴の音をだす7種類のものを、みていきます。