スピリチュアル見えない力

鈴の音の4つのスピリチュアルな意味!7種類の鈴の音別の意味もヒーリング経験のある筆者が解説

4:ウインドベル・ウインドチャイム「浄化」

ウインドベル・ウインドチャイムは運気を上げるとされ、風水のアイテムになっています。玄関に吊るすと邪気を祓い除け、幸せを呼び込むといわれているのです。

部屋の中にウインドベル・ウインドチャイムを、飾ってもよいでしょう。飾った場所のエネルギーを、音のもつ力で浄化してくれます。

5:神社の鈴「清め」

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神聖な場所である神社でも、拝殿の前で鈴を鳴らします。鈴の音を鳴らすことで、清めの意味や神様に訪れたことを知らせているとされているのです。巫女は「神楽鈴(かぐらすず)」という鈴を使って、舞を奉納しています。

他にもお守りや破魔矢などにも、鈴が付けられているものが多いのです。お守りや破魔矢の鈴は、魔除け・神を呼ぶといった意味で付けられています。

6:歌舞伎・能楽で使われる鈴「邪気払い」

五穀豊穣・子孫繁栄・延命長寿といった縁起のよい意味を持つ踊りを、三番叟(さんばそう)といいます。三番叟では「三番叟鈴(さんばんそうすず)」という、鈴が使われて踊られているのです。

鈴は歌舞伎・能楽でも、邪気を払い・神様を呼ぶものとされています。三番叟は歌舞伎や能楽で演じられる他、お祭りでも演じられているものです。

7:ティンシャ「浄化」

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ティンシャは、シンバルを小さくしたような形をしています。鈴と形は異なりますが、2つに分かれた部分をぶつけるとリーンと澄んだ鈴のような音が鳴るものです。チベット仏教の仏具で、別名チべタンベルとも呼ばれています。

ティンシャはヨガで瞑想の時にも、使われているものです。瞑想を始める前にティンシャの音に集中して、意識を集中させます。瞑想を行う場の浄化の意味も込められて、ティンシャを鳴らすのです。そして瞑想の終了を、知らせる合図としても鳴らします。心地のよい音で深い瞑想に入った意識を、ゆっくりと戻していくのに使われているのです。

8:ガムランボール「願いが叶う」

インドネシアのバリ島に古くから伝わる、青銅でできた楽器をガムランボールといいます。ガムランボールも鈴の音のように、心地良い音を鳴らすボール状の鈴です。音はリーンというより、シャランシャランといった表現でしょうか。

インドネシアには、数多くの神々が棲んでいるとされています。島のいたるところに、寺院や祠が点在しているのです。儀式の時に神に捧げる音楽として、ガムランボールは使われています。ボール状の丸い形は、月を表しているそうです。ガムランボールには花・星・海・渦など、自然を表現するモチーフがデザインされています。自然から神秘的な力を受け取っていると、考えられているのです。願い事が叶う・幸せを呼ぶものとされています。

鈴の音は「浄化」「癒し」の音

鈴の音を聞くと、リラックスした気持ちや凛とした気持ちにさせてくれます。凛とした気持ちは、場が清められたことの表れなのでしょうか。

インドではお祈りの時間になると祈りの言葉と共に、鈴・ベルの音が鳴り響きます。神に、祈りを届ける意味があるのでしょう。あなたも神聖な鈴の音を、浄化や癒しに使ってみてはいかがでしょうか?

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