嘘をつく人にみられる病気と対処法を心理的要因から解説する – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
人間関係

嘘をつく人にみられる病気と対処法を心理的要因から解説する

4.自己愛性パーソナリティ障害

このタイプの人は、自分の価値を高め、他者からの賞賛を得るために嘘をつくことが多い傾向にあります。経歴を詐称したり、実際にはできないことを「できる」と言ってしまうこともあるんだとか。

特徴

・自己重要感が異常に強い
・自分を大きく見せようとする
・他者に共感することが難しい

5.発達障害(ASD・ADHD)

発達障害を持つ人が嘘をつく場合、必ずしも悪意があるわけではありません

特徴

・ASD(自閉スペクトラム症):社会的なルールを理解するのが難しく、場面によっては無意識に嘘をつくことがある
・ADHD(注意欠如・多動症):衝動的に嘘をついてしまい、後から後悔することが多い

嘘をつく人への対処法4選

嘘をつく人にどう接すればよいのか、具体的な対処法を紹介します。

1.嘘を指摘する際は冷静に

明らかに嘘をついているとわかる場合でも、感情的に問いつめると相手は防衛的になり、さらに嘘をつく可能性があります。そのような時は、冷静に「それは本当?」と質問し、相手の反応を観察しましょう。自分で嘘をついたことに気づき、認められるようになるといいですね。あまりに頻繁に嘘をついたり、すぐにばれるような嘘を繰り返しつく場合は、背後に心理的な病気が隠れていることもありますので、より注意深く見守る必要性があります。
次のページを読む
1 2 3 4
Share: