インナーチャイルドセラピーとは?6ステップのやり方や癒し方を心理学に詳しい筆者が紹介 – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
心や体

インナーチャイルドセラピーとは?6ステップのやり方や癒し方を心理学に詳しい筆者が紹介

ステップ5:自分のために行動を起こす

直近で傷ついたことや、気づきやすくなった原因が把握できたら、自分のために行動を起こしてみましょう。自分が好きなことをたくさんする、たっぷり休む、行きたい所へ行く、食べたいものを食べるなど身近な行動で構いません。大きな行動を起こそうとせず、やりたいと思った小さな行動から始めてみてください。インナーチャイルドには希望がある場合が多いもの。彼らが望むことに意識を向け、なるべく叶えてあげるように努力するのがおすすめです。些細なことや奇妙なことでも否定せず、欲求と向き合うことで自分のために行動を起こしやすくなります

ステップ6:自分に集中する時間を作る

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自分の望む行動ができるようになったら、どんどん自分に集中する時間を作っていきましょう。癒しや回復にフォーカスしすぎず、自分と向き合う時間を増やしてみてください。瞑想、散歩、半身浴など、自然と集中できるタイミングをたくさん作るのがおすすめ。リラックスしながら自分を探究し、自分を深く知っていきます。新しい自分の感覚と出会ったり、感情の動きを知ったりすると、インナーチャイルドはどんどん癒えやすくなるでしょう。

【注意】セラピーが上手くいかないこともある

自分で行うインナーチャイルドセラピーは、必ずしも効果が期待できるものではありません。もちろんカウンセラーや医師のサポートを受けても、急激なスピードで完全に癒えることも少ないでしょう。そのため、自分でしばらく続けても効果が実感できないからといって、気に病んだり、一生癒えないと思い込んだりしないでくださいね。少しずつ、1歩ずつインナーチャイルドと和解していきましょう。自分を責めず、気長に向け合っていくことが大切です。

インナーチャイルドを癒すおすすめの方法

ここからは普段からこまめに行える、疲れたり傷ついたりしたインナーチャイルドの癒し方を紹介します。少しのケアを繰り返し行えば、インナーチャイルドを良い状態でキープしやすくなるので、ぜひ試してみてください。

マインドフルネスを行う

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日頃からマインドフルネスを意識して過ごすと、こまめにインナーチャイルドを癒しやすくなります。深呼吸でリラックスしたり、食事に集中して心の平穏を得たり、ヨガや瞑想で無の時間を作ったり。自分に合うマインドフルネスを行いましょう。あまり固く考えすぎず、精神的な平穏をキープできるマインドフルネスを気軽に実践してみてください。何か特別にものを用意したり、改めて時間を作ったりする必要はありません。日常的に行える行動で、意識に集中することを心がけることが大切です。
マインドフルネスとは

今この瞬間に意識を集中すること。呼吸や瞑想、食事など、さまざまな方法で心身をリラックスさせて意識をひとつに統一させていきます。ストレスの軽減、集中力の向上、自己肯定感の向上などの効果が期待できる習慣です。
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