人生の悩み恋愛

公認不倫とは?メリット・デメリットを含めて人生経験豊富な筆者が解説

公認不倫のメリット

image by iStockphoto

では、ここであらためて公認不倫のメリットについて考えてみましょう。

1.ストレス発散

公認不倫で一番に考えられるメリットは、「ストレス発散」でしょう。不倫は決して良いことではありませんが、それによってストレスが解消されるのです。どんなに愛し合って結婚した夫婦でも、長い間一緒に生活していると、大なり小なり不満が出てくるもの。ストレスを溜めたままでは喧嘩が日常茶飯事になってしまうので、不倫を公認しお互いのストレスを外で発散することで、相手に優しく接することができる点がメリットといえるでしょう。

2.相手を束縛する必要がない

「相手を束縛する必要がない」という点も利点として考えられます。不倫を認めることによって、相手に対する不信感や束縛したい気持ちが薄まっていくのです。結婚後、ほかの異性と関係を持つことは許されないというのが当たり前。しかし、その縛りが束縛となりストレスになってしまうことも少なくありません。パートナーに愛情があるからこそ「外でほかの異性と関係を持っているかも」と考えて心配になってしまうのです。その結果、「パートナーから捨てられるかもしれない」という不安に駆られてしまうこともあることから、あえて不倫を公認することで不安を払拭します。

その結果、相手を束縛する必要がなくなるため、隠れて不倫されるよりも安心感があるのかもしれません。

3.新鮮な気持ちで恋愛が楽しめる

結婚したあとは、パートナーと一生を添い遂げるというのが一般的な考え方です。しかし、1人の異性だけに愛情を持ち続けることは難しいことも事実。月日を重ねていくうちに、相手に対する気持ちが異性としてよりも家族としての情に変わってしまうのでしょう。そうなると、新鮮な気持ちで恋愛感情を持ち続けることが難しいのも事実。ですが、お互いの公認不倫によって、結婚後も新鮮な気持ちで恋愛を楽しめる点がメリットとして挙げられます。

公認不倫のデメリット

image by iStockphoto

公認不倫はメリットばかりがあるわけではありません。デメリットがあることも事実なので、そのことについて説明していきます。

1.離婚の理由が認められない

公認不倫であっても、やはり既婚者が他人と肉体関係を持つことは不貞行為とみなされるのが当たり前です。しかし、お互いの不倫を公認している夫婦は、不倫を理由に離婚することが難しくなってしまいます。今は夫婦関係を維持していくために公認不倫をしていても、将来離婚したくなった時にパートナーの不貞行為を理由にしづらいということでもあるのです。そのため離婚の理由が認められず、慰謝料請求も難しくなってしまう点は大きなデメリットといえるでしょう。

次のページを読む
1 2 3
Share: