2.子供に悪影響を与える
子供に悪影響を与えることも公認不倫のデメリットとして十分に考えられます。子供のために離婚はせずに不倫を公認していても、公認不倫そのものが子供にとって悪影響を及ぼしていることを理解しなくてはなりません。「子供はわかっていない」と思っていても、親が考えている以上に両親の心境を敏感に察知しています。両親がお互いを信頼し合っていないことについて空気感でわかってしまうこともありますから、「離婚しない」ことが必ずしも子供のためにためになるとは言い切れないのです。
3.周囲からの理解を得られない
いくら夫婦の間で不倫を公認していても、周囲からの理解は得られにくいでしょう。どんなに時代が変わっても不倫や浮気は社会的に認められない行為です。つまり、公認不倫は周りから理解を得ることが難しいのが現状にあります。仮に不倫していることが職場に知られてしまった場合、それだけで処分対象になることも少なくありません。ましてや親族に知られてしまったとなると、冷たい視線を浴びて非難されることは必至。夫婦間でどんなに正当化しても、一般的に不倫は良くないことだとしっかりと認識しておくことが重要です。
筆者の意見:多様化する価値観の中で本当に公認不倫が許されるとは思えない
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現代社会で多様化する価値観を肯定的に受け止める空気が広がってきています。そのことはとても良いことですが、さすがに不倫を公認することには首を傾げてしまいますね。確かに長い結婚生活の中で、一度くらいは異性を意識することがあるでしょう。それでも不倫・浮気を認めることは許されるものだとは言えないのが、正直なところです。お互いの不倫を認め合う前に、もっと「真実の愛は何なのか?」ということに目を向けるべきではないでしょうか。
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不倫を認め合う前にしっかり2人で話し合うことが必要
巷で公認不倫という考え方が出てきていますが、不倫を認め合う前に、夫婦の絆や家族の繋がりについて、しっかりと2人で話し合うことが大切です。長い人生の中で生活をともにしていくのですから、真の絆をもう一度築くことに注力することをおすすめします。