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HSP型の筆者がHSP、HSE、HSSの違い・特徴5選をわかりやすく解説!

このごろHSP、HSE、HSSという言葉をよく聞きます。読者の皆様方も聞いたことがあるといった人や何となくは知っているという人も多いのではないのでしょうか?
本記事ではHSP、HSE、HSSがそれぞれ持っている意味や特徴をHSP型である著者が分かりやすく解説していきます。自分や家族などはどれに当てはまるのかなと考えながら読んでみてください!

HSP、HSE、HSSってなに?

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まずはHSP、HSS、HSEが持っている意味から確認してみましょう!HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は「感受性が非常に高く、繊細な気質を持った人」という意味、HSE(ハイリ―・センシティブ・エクストロバージョン)は「外交的な活動が好きという気質を持った人」という意味、HSS(ハイ・センセーション・シーキング)は「大きな刺激を求め続ける気質を持った人」という意味があります。

以上を簡単にまとめると、HSPは内向的な性格を持った人、HSEは外交的な性格を持った人、HSSは刺激のある環境を好む性格を持った人、ということを表しているんですね!

ここまででHSP、HSS、HSEがどういう意味を表しているのかは分かったけど、誰が作ったの?適当に作られたものじゃないの?という事を疑問に思った読者様もいるのではないでしょうか?次の項目からは提唱者や信頼性について解説していますので、疑問に思った方は確認してみましょう!

HSP、HSE、HSSの提唱者は誰?

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実はHSP、HSE、HSSの提唱者はそれぞれ違います。1996年に米国の心理学者であるエイレン・N・アーロン博士がHSPを提唱、そのアーロン博士と共に行動していた心理カウンセラーのジャクリーン・スティックランドがHSEを提唱しました。また、米国の心理学者であるマーヴィン・ズッカーマンがHSS提唱しています。どれも心理学のプロ達が提唱したものなんですね!

信憑性ってあるの?

先ほど述べたように心理学のプロ達が提唱しているものなので信憑性はかなり高いですね!現在でもカウンセリングにこの考えは使われており、HSPアドバイザーとして専業の方もいます。このようにHSP、HSE、HSSという考え方にはかなりの信憑性があることが分かりますね。自分がどれに当てはまるのかについて次項目から確認してみましょう!

HSPの人が持っている5つの特徴

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では、ここから内向的な性格を持った人であるHSPの特徴を5つ確認してみましょう。たくさん当てはまればあなたはHSPかも…?ちなみにHSPは全人口の15~20%だと言われています!

特徴その1. 周囲の刺激に敏感

HSPの人が持っている特徴として周囲の刺激に敏感という事が挙げられます。例えば、近くにいる人の会話、走っている車の音、電気機器の音などが気になるといった経験はありませんか?このような周囲の環境による刺激が人よりも気になるという事はHSPの特徴の1つです。

特徴その2. 他の人の感情に共感しやすい

HSPの特徴の2つ目は他の人の感情に共感しやすいという事です。あなたは悲しんでいる人が目の前にいるとどのような気持ちになりますか?なぜ悲しんでいるのかなと理由を知りたくなる人や励ましてあげようと思う人などそれぞれありますよね。こういった場合、目の前の人が悲しんでいると自分も悲しい気分になるという特徴を持っています。

もちろん楽しい場合など他の状況にも当てはまり、他人の感情に共感しやすいというところが大切です。

特徴その3. 普通の人よりも疲れやすい

特徴の3つ目は普通の人よりも疲れやすいということです。その1、その2から分かるようにHSPの人は周囲の環境に合わせ続けていますよね。やはりHSPでない人より心の変動が大きいので精神的に疲れやすいです。私はHSP型なのですが、人と少し話すだけで疲れてしまいます。読者様方はどうでしょうか?

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