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東京のお祓い・厄除け最強神社10選!神社ごとの特徴や歴史をスピリチュアリストの筆者が解説

8:赤坂氷川神社:幾多の震災・戦災を免れた厄除神社

赤坂氷川神社は、徳川吉宗が建立した鎮座より一千年余の歴史ある神社です。幾多の震災・戦災を免れた厄除神社であり、厄除と縁結びのご利益が強力だといわれています。天照大神の弟である素盞嗚尊(すさのおのみこと)や奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大国主命として知られる大己貴命(おおなむぢのみこと)が御祭神です。初穂料は個人で5千円から、初宮詣のみ1万円から。予約なしの場合は長時間待つ可能性がありますが、事前に公式サイトから予約しておくと、スムーズにご祈祷を受けられます。法人の場合は2万円から、工事安全のみ3万円からの初穂料が必要です。

創建当時の姿が残る有形文化財の御社殿や、美しい緑に囲まれた境内で心身を浄化してもらいましょう。

9:東京大神宮:「東京のお伊勢さま」の厄除開運

東京大神宮は、伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建されました。伊勢神宮の内宮の御祭神・天照大神と、伊勢神宮の外宮の御祭神・豊受大神(とようけのおおかみ)を御祭神とし、「東京のお伊勢さま」として古来より東京の人々に慕われてきた神社です。天地万物の生成化育、結びの働きを司る『造化の三神』も合わせて祀られており、幅広い御神徳を授かれます。初穂料は個人で5千円から、初宮参りや七五三は1万円から。その他に銀婚・金婚奉告、年祝い(還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿、卆寿、白寿)のご祈祷も執り行っています。法人や団体の初穂料は1万円からで、参列者の人数に合わせて変動するので注意してください。

10:波除稲荷神社:海からやって来た神秘の御神体

波除稲荷神社は、萬治2年に明暦の大火の埋立工事で困難を極めた築地海面に、突如として現れ波風を治めた稲荷大神を御神体としている神社です。それ以降人々の信仰を集めてきた御神体は、「災難を除き、波を乗り切る波除稲荷様」として、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全などのご利益が強いとされています。初穂料は個人で願いごと1つ7千円から。法人や団体の初穂料は1万からで、参列者数によって変動します。厄除祈願・商売繁盛・初宮参り・七五三・海上安全・ 営業隆昌など、幅広い内容の祈祷をできるのが魅力です。

東京の厄除け神社では悪霊退散も期待できる?

自分に憑いてしまった悪霊は、大抵の神社の厄払い・祈祷で取り払うことはできません。厄払い・お祓いは、あくまで自分に内在する罪や穢れを落とす行為。そのため、悪霊退散の手法とは異なるものなのです。悪霊について相談したい場合は、専門家に前もって連絡したり、神社の社務所で相談したりするのが良いでしょう。力を持った人と出会えれば、対処法を教えてもらえます。

お祓いを受けて人生変わった?誰でも効果は感じられる?

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お祓いは、私たちの抱える罪や穢れ、災いを高次の力で取り払う儀式です。厄災を落とし、私たちを平穏無事、理想の状態へと導く効果が期待できると考えられています。そのため、特別宗教や高次の存在を嫌ったり、不敬な生き方をしていない限りは、大抵の人が効果を実感できるでしょう。一方で、お祓いを受けたからといって、いきなり人生が大きく変わることはほとんどありません。お祓いは、私たちの人生を良い方向へと導くきっかけや節目となるものです。人生は神様の力だけを頼りに好転して行くものではないと考えてください。お祓いを受けた後は、高次の後押しや良い流れをいただいたと信じ、自分で行動や変化を起こすことが大切です。

お祓いが逆効果になることもある?

お祓いは、タイミングや受け方によっては逆効果になることもあります。まず自分が不運であるときに必ずお祓いを受ける、という高次の力に依存するのは危険なことです。自分の不運を見つめ直し、根本的な解決が自力でできる場合は自力で人生の流れを立て直す方が、今後の人生の好転につながります。一方で明らかに人生のタイミングが狂っていたり、不運が連鎖したりする場合には、速やかにお祓いを受けましょう。また、混雑している人気の神社では、他人の不運や禍々しい気を受けてしまう恐れもあります。せっかく厄払いをしたのに不運が治らない・悪化するという可能性があるので要注意です。

そのため、自分を歓迎してくれていると感じる神社、自分の肌に合うお気に入りの神社などを見つけ、混雑時をなるべく避けてお祓いを受けましょう。

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