バーナム効果とは?6つの活用方法やメリット・注意点を心理学に詳しい筆者が解説!
ポイント4:信頼性と権威性こだわる
信頼性と権威性にこだわることも、バーナム効果の活用には重要です。発信元の情報なるべくしっかり掲示し、バーナム効果を発揮する文章を信用しやすくします。具体的にいえば、「発信者はSNSでフォロワーが◯万人いる」「発信者は◯◯の資格を持っている」というように、読み手を納得させるような情報を提示するのがおすすめ。発信者の情報が具体的であればあるほど、文章の信頼性と権威性が高くなりバーナム効果が発揮されやすくなります。発信者に有益な情報がない場合は、信頼性と権威性を高められるような引用を使うと良いでしょう。文章を信頼しやすくなる、肯定的な意見や情報を集めて読者の心を掴みます。
バーナム効果を使う際の注意点
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バーナム効果を使う際は、多用しすぎることと誇大表現に注意しましょう。バーナム効果は受け手の関心を掴む有用な心理効果ですが、1つのメディアやコンテンツ、論文などで多用しすぎてしまうと受け手に「わざとらしい」「胡散臭い」という印象を与えてしまいます。相手の共感を促す表現、言葉選びは適度にとどめてください。また、誇大表現に関してもバーナム効果の受け手の心を遠ざけてしまうので用いらないのがおすすめ。
あくまで売り文句は効果やメリットがわかりやすく、誰もが共感しやすい程度に抑えることが大切です。特に広告やキャッチコピーなどでバーナム効果を利用たい場合は、適度な表現を意識するようにしましょう。
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バーナム効果は上手く活用できれば便利!日常に活かしてみよう
バーナム効果は、上手に活用することで幅広い人々の関心を得ることができる有用な心理効果です。ビジネスにも日常にも活かせる効果なので、概要や活用方法を把握しておくと便利でしょう。特に文章の訴求力を高めたいと考えている場合には、必要不可欠な効果といえます。エンタメ性が高く共感が得られるコンテンツを作りたい、周囲の人々の関心や信頼をスムーズに獲得したい、という場面ではぜひバーナム効果を賢く利用してみてください。バーナム効果の仕組みを理解していれば、幅広い分野で利用する側としても受け手としてメリットがあるはずです!