バーナム効果とは?6つの活用方法やメリット・注意点を心理学に詳しい筆者が解説!
バーナム効果の6つの活用方法!日常生活・恋愛・マーケティングなど
ここからは、バーナム効果の活用方法を紹介します。バーナム効果は主にマーケティングや占いなどで用いられる心理的効果ですが、その働きを自分の生活や仕事で活用することも可能です。上手にバーナム効果を使い、さまざまな物事をコントロールしてみましょう。
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1:占いの文章などに活用する
占いサイトや占いメーカーなどを作成する場合には、文章にバーナム効果を用いるのがおすすめです。占いの利用者を信じさせる、心を掴む文章を作成し、占いに活かしてみましょう。また、自分の力を活かして占いを行なっている場合も、文言や言葉選びでバーナム効果を意識するのがおすすめ。自分の占いをより相手に信じてもらうために、バーナム効果を活用してみましょう。
2:診断やおみくじなどの結果に活用する
診断やおみくじなどを作成する場合にも、バーナム効果を利用してみてください。診断やおみくじの結果を伝える文章にバーナム効果を取り入れれば、診断やおみくじの利用者はその結果の信頼性が高いものだと判断するようになります。
3:恋愛関係を築く際に活用する
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恋愛関係を築く際にも、相手の心を掴んだり関心を向けたりするバーナム効果が役に立ちます。相手の心に寄り添う言葉を上手に選びバーナム効果を意識すれば、相手に「この人は自分にだけ相性ぴったりな相手かもしれない」という気持ちを抱かせることができるでしょう。具体的な方法としては、こまめに名前を呼んで親近感を湧かせたり、相手の共感を得やすい会話を意識したりするのがおすすめです。長い期間継続的にバーナム効果を意識し続けるのは難しいかもしれませんが、要所要所でバーナム効果を活用すればスムーズに相手の心を掴めます。無理のない範囲で活用してみてください。
4:ビジネスシーンで活用する
取引先や同僚、上司などの心を掴めるバーナム効果は、ビジネスシーンでも活用できます。自分の企画を通したい、自分の力をアピールしたい、という場合にバーナム効果を用いれば、スムーズに立ち回れるでしょう。「相手にとって自分こそが有益な存在である」と思わせることが可能です。特に営業などではBtoBで自社製品を売り込んだり、契約にこぎつけたりする必要があります。その際にもバーナム効果を意識して相手企業に「こちらを理解してもらっている」「こちらの要望に柔軟に対応している」という印象を与えましょう。自社にこそ必要な企業・技術だと思わせることが、バーナム効果の大きな魅力です。
5:マーケティングで活用する
マーケティング業界とバーナム効果は、切っても切れない深い関係性にあります。顧客の関心を掴むバーナム効果は、マーケティングにとって必要不可欠な心理的効果なのです。売り込む相手に「このアイテムは自分にこそ必要なものかもしれない」と思わせる言葉選びや表現を意識し、バーナム効果を活用することはどの企業でも行われています。そのため、自分や自社商品を売り込む際には、直接の会話や売り文句にバーナム効果を取り入れてみましょう。
相手の要望を叶えられる、悩みを解消できる、ということをバーナム効果でアピールして物事を売り込むことができます。特にキャッチコピーや紹介文、広告などではバーナム効果をしっかり意識するのがおすすめです。