バーナム効果とは?6つの活用方法やメリット・注意点を心理学に詳しい筆者が解説! – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
人間関係

バーナム効果とは?6つの活用方法やメリット・注意点を心理学に詳しい筆者が解説!

6:周囲の信頼を獲得するシーンで活用する

リーダーとして集団をまとめたり、先導者として組織を統括したりするシーンでも、バーナム効果は大いに役立ちます。バーナム効果をうまく活用することで「現在の周囲の状況に必要なのは自分」ということを上手にアピールできるでしょう。周囲の信頼や関心を獲得すれば、周囲の人をまとめるのは比較的簡単になります。人々をまとめて指示を出す、組織の環境を改善する、などの状況でぜひ活用してみてください。多くの人や組織全体に当てはまる言葉や立ち回りをするのは難しいかもしれませんが、個人個人に対応しながらバーナム効果を活用すれば、徐々に広範囲へ対応できるようになるはずです。

バーナム効果を使う・受けるメリットとは

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バーナム効果は、幅広い人々の心を掴む有用な心理効果です。幅広い場面で活用できるので、その仕組みや概要を覚えておいて損はないでしょう。日常生活やビジネスシーン、マーケティングなどでバーナム効果を活用し、自分のアピール、販売したいアイテムのアピールを上手行なってみてください。また、バーナム効果による物事の解説や導き出される診断結果は、読み手の心に残ります。有益な内容をすんなり受け入れやすくなることもあるため、受け手のメリットもあるといえるでしょう。一方でバーナム効果によってデメリットを軽視してしまうこともあるため、都合の良い情報だけを収集して考えが偏ってしまうことは避けるようにしてください。

バーナム効果を活用する際のポイント

ここからは、バーナム効果を活用する際におさえるべきポイントを紹介します。しかるべきタイミングで上手にバーナム効果を扱えるように、ぜひ以下のポイントを覚えておきましょう。

ポイント1:情報収取を徹底的に行う

バーナム効果を活用する際は、紹介する物事に関する情報収集を徹底的に行いましょう。例えば自分をアピールしたい場合には自分の情報や長所を徹底的にまとめる、アイテムやサービスを売り込む場合もメリットや使用感を細かく分析するなど、情報をしっかり収集してバーナム効果を取り入れた文章に厚みや信頼感を出すことが大切です。情報収集を怠ってしまうと、紹介する文章に厚みが出ません。また、相手の心を掴むようなポイントも作りにくいので要注意です。また、バーナム効果の受け手の情報もしっかり収集し、受け手が共感しやすい文章を作ることも重要。バーナム効果の対象がわかる場合はぜひ意識してみてください。

ポイント2:主語を「あなた」や「私」などに限定する

バーナム効果を活用する際は、文章の主語をなるべく「あなた」や「私」などで限定しましょう。主語が小さいほど読み手は文章に親近感を覚え、自分にだけ語りかけてくるような感覚を持ちます。「あなたにもこんな悩みがあるでしょう」「私とあなたの共通点は〇〇」というように、相手がまるで自分にだけ文章が当てはまるように意識するのです。人は自分に向けてのみ発信される情報に敏感なもの。主語が限定されていればされているほど、その文章が自分に当てはまった際の共感が強くなります。A型・水瓶座・男性・女性、なるべくバーナム効果の対象に合わせて主語を限定してみてください。

ポイント3:ポジティブな表現を積極的に用いる

人間は誰しもポジティブで都合の良い内容を好むものです。そのため、売り込むものが何であれなるべくポジティブな雰囲気で訴求するのがおすすめ。明るくて分かりやすい表現を積極的に用いて、バーナム効果を活用してみてください。もちろん物事のマイナスな面やデメリットも紹介文に必要です。しかしそんなマイナスの点も、できるだけポジティブな言葉や言い回しで表現してみましょう。「〇〇というデメリットも△△として活用できる」「〇〇という問題点も△△で解消できる」というように、利点を前面に押し出す書き方がおすすめです。

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